オスカー・シュレンマー

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バウハウスの舞台 新装版 バウハウス叢書

オスカー・シュレンマー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784805510544
ISBN 10 : 4805510544
Format
Books
Release Date
April/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

立方体、球体、円錐などの幾何学的な衣装とメカニックで抽象的なダンス―。テクノロジー時代の新たなる舞台芸術論の到来を予見し、人間と空間の関係の再構想を試みた舞台工房のマイスターであるシュレンマーの代表的論文を収録。その他モホリ=ナギの運動、音、光の諸現象の綜合からなる機械的道化の総譜草案、モルナールのU‐劇場案を収める。バウハウスの祝祭を彩ったバウハウス舞台の必須資料。

【著者紹介】
オスカー・シュレンマー : 1888‐1943。ドイツ・シュトゥットガルト生まれの画家、彫刻家、舞台芸術家。1921年、W・グロビウスにヴァイマールのバウハウスへ教師として招かれる。壁画工房、石彫工房、木彫工房などで教え、1923年からバウハウスを去る1929年まで舞台工房のマイスターを務める。1928年春‐29年には人間を多角的な観点から分析する講義と人体デッサンの演習を組み合わせた授業「人間」を行なった。舞台作品の代表作“三組のバレエ”は、1912年頃より共同制作が進められ、1922年にシュトゥットガルトで全編が初上演された

L.モホリ=ナギ : 1895‐1946。ハンガリー・バーチボルショード生まれの写真家、画家、デザイナー、美術教育者。1923年、W・グロピウスの招聘でヴァイマールのバウハウスのマイスターとなり、バウハウスを去る1928年までバウハウスの予備・基礎課程の充実、タイポグラフィや実験的な写真芸術などに取り組む。バウハウスの出版物の装幀・レイアウト・タイポグラフィを多く手がけ、グロピウスと共同でバウハウスの機関紙bauhausや「バウハウス叢書」の編集にあたった

ファルカス・モルナール : 1897‐1945。ハンガリー・ペーチ生まれの建築家。1921年夏から1925年までヴァイマール・バウハウスのヨハネス・イッテンの元で学び、W・グロピウスの建築事務所で働く。1925年ハンガリーへ帰郷。グロピウスの勧めにより、近代建築国際会議(CIAM)ハンガリー支部の結成に携わった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • roughfractus02

    バウハウスでは規格化された「実験住宅」建築が直線と平面であるのに対し、「舞台」建築は楕円で構成される。演劇はその上演(Vorstellung)を表現(Darstellung)以前のイメージ(Vorstellung)の一過的再現(Vorstellung)なのだ。人間を中心に据える舞台だが、シュレンマーは人間こそ不可思議と捉え、モホリ=ナギは人間前提の物語でなく、人間のイメージを構成する音、光、運動、形、空間での構成の演劇化を試みる。本書には、人形劇や喜劇が人間なるイメージ造形の格好のモチーフとして扱われる。

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