エヴゲーニー・ヴォドラスキン

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聖愚者ラヴル

エヴゲーニー・ヴォドラスキン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861826092
ISBN 10 : 4861826098
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • syaori

    15世紀ロシア、愛する女性を死なせたことを一生をかけて償う主人公を描いた「大いなる愛の物語」。螺旋を描く時のなかで、やり直し償うまでの彼の「旅」には清澄さがありとても惹かれます。また彼は死なせた女性をはじめ、仕事を継いだ祖父やエルサレムへ誘ったカルプ、その旅の途上で死んだアムブロージョや護衛ヴラーシーなどの一部を継いで生きてゆくのですが、最後彼の遺骸の後を付いていく人たちの中にも同様に彼の一部が息づいているのだろうと感じられ、こうやって人の思い、生、世界はつながっていくのだろうと思わせてもくれる本でした。

  • 19番ホール

    ロシア文学相変わらず長い

  • よだみな

    愛する女を死なせたことで、その罪を一生背負うことを決意した男の一生の物語。400ページにも及ぶ長編なのに、飽きないのは、主人公の決意と、文字通り神がかった多彩な登場人物、未来にもつながるさまざまなエピソードとそして描写の力。物語の力を見せつけられた小説。今後も読みたい作家になったので、ぜひほかの作品もだしてください。お願いします。

  • hagen

    この物語でまず特筆すべき人物として挙げられるのは、主人公の聖愚者に対して、あらゆる面で心の支えとなった師匠である祖父のクリストフォルではないか。薬師で科学者である碩学者は、白樺の樹皮片に書き付けた処方箋によって、後に庶民に対し奇跡によって多くの命を救った聖愚者を通じて、神の助けが届く事を伝えた。舞台となる時代は、疫病、飢饉が支配する混沌とした闇の時代ではある。舞台はロシアの地を離れヨーロッパを縦断し、時間軸を一気に飛び越えるスケールの大きさを持つ。型どおり聖者列伝の枠を遙かに越えた黙示の世界観を持つ物語。

  • はしめ

    かつてルーシと呼ばれた土地にアルセーニーは生まれる。土着の信仰に生き、多くの人を救う。見事やりとおした。平安を。

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