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Quest「質問」の哲学 「究極の知性」と「勇敢な思考」をもたらす

エルケ・ヴィス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478120606
ISBN 10 : 4478120609
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
児島修 ,  

Content Description

現代人に必要な「正しい質問」と「深い会話」を哲学者ソクラテスの対話術から学ぶ本。オランダで21万部を超えたベストセラーの翻訳書。

・質問で相手の意見を聞くのではなく、実は「自分の考え」を相手に押し付けている
・ただ質問しているつもりでも、相手に「批判された」と思わせてしまう
・相手を尊重しすぎて質問を遠慮する
など、「質問」をするのは実は難しく、スキルが必要となる。

2500年も前に「正しい質問」を実践していたのが、哲学者のソクラテスだ。
「無知の知」を自覚し、あらゆる前提を取り払って物事の奥にひそむ真実を探究したソクラテスの態度こそ、現代の私たちが必要とするものである。

本書では、実践哲学の視点からソクラテスに学ぶ「質問の技法」と、相手とコミュニケーションをとるうえで重要な哲学的態度について詳しく紹介する。

会話で思考を深め、互いに知性を育むことで、広い視野で考えることができる。
そして他人と深く意見を交わすことより、より豊かな人生を送ることが可能になる。

【著者紹介】
エルケ・ヴィス : わずかな考え方の変化で日常生活を大きく改善できる「実践哲学」の国際的なベストセラー作家。戯曲・短編小説・モノローグ・物語的な哲学詩の執筆や演出、記事の執筆、ポッドキャストの制作なども手がけ、トレーナー、ファシリテーター、実践哲学者としても活動。実践哲学と質問術のワークショップを主宰し、企業内でのソクラテス式問答法の活用方法の指導や、個人向けの哲学相談も行っている。本書が初めての著作

児島修 : 英日翻訳者。立命館大学文学部卒(心理学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • marsan

    図書館本。表題に惹かれて。ソクラテス式問答法。「無知の知(私は何も知らないことを知っている)」を、久しぶりに聞いた。『ソクラテスの弁明』を以前に読んで以来。私には本書は難しいかなと思ってしまった。最初は理解しようと努力したが、途中から断念。最後あたりは流し読み。でも、“人の話をよく聴く”ことは実践しようと思う。2521

  • はるき

    自分語りと憶測に溺れず、相手に興味を持って会話を楽しみたい。興味深いんですが、後半やや惰性かなぁ。

  • bookreviews

    相手と信頼関係ができてはじめて率直に語れるようになるし、対話も進んでいきます。この人は話を聴いてくれる、この人なら何を話してもいい、という雰囲気づくりが大切です。この人に話をしても無駄と思われるのは論外です。まずは聞く耳を持っている、自分に関心を向けてくれている、という姿勢が伝わるところから始まります。相手に純粋な関心があれば、なぜこの人はそう思うんだろう?という自然な問いかけができるようになると考えています。 https://bookreviews.hatenadiary.com/entry/QUEST

  • coldsurgeon

    良い質問は良い会話、良い対話を生み出す。下手な質問は地獄を創る。基本的に、人は他人より自分に興味があり、また理性ではなく著間で意見している。著者は、会話の質を高めることを目的とした質問を行い、「自分は何も知らない」という態度で疑問を持つことがよい、と述べている。いわゆるソクラテス式問答法を推奨している。ただ死刑を言い渡されないために、相手の立場に身を置こうと努めることが重要だと思う。「質問」と「答え」が繋がっているかを確認し、「簡潔に話す」ことが良い会話のルールである。

  • Dヨッシー

    質問がどれだけ重要かを考えさせる良書。なぜ、深い質問ができないかの背景からどのようにすればできるのかまでをソクラテスをもとに、網羅されています。この本と読んでいくと、良い質問をするには様々な要素、例えば好奇心、などで構成されていることが分かります。私は観察と疑う、解釈の部分が非常にためになり、自分の課題であることを学べました。エクササイズ形式にもなっているので、実践的でもあります。おすすめです。

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