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地下図書館の海 海外文学セレクション

エリン・モーゲンスターン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488016869
ISBN 10 : 4488016863
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
市田泉 ,  

Content Description

大学院生ザカリーが図書館で出会った、著者名の記されていない本。そこには誰も知るはずのない、彼の少年時代の不思議な体験が記されていた。本の秘密を追う彼は、謎の男に導かれて魔法の扉をくぐり、どことも知れない地下に広がる“星のない海”の岸辺にある、物語で満ちた迷宮にたどりつく…めくるめく物語の魅力を巡る傑作本格ファンタジー。ドラゴン賞ファンタジー長編部門受賞作。

【著者紹介】
エリン・モーゲンスターン : 作家、マルチメディア・アーティスト。スミス・カレッジで演劇とスタジオアートを専攻。2011年のデビュー長編『夜のサーカス』は世界37言語に翻訳され、高い評価を受ける。マサチューセッツ州在住

市田泉 : 1966年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希

    いくつもの物語が絡み合っているので、だんだん混乱してしまいました。時間軸も入り乱れているので、物語そのものが分からないと言えば分からなかったです。でもその謎が面白いんですよね。

  • Apple

    別々の物語に思えても、実はどこか秘密のところでそれらが繋がっている。そのような世界観をもとに作られたファンタジーであったように思いました。主人公ザカリーが、ストーリーが進むにつれてどんどん物語の深淵に引き込まれていき、そこは時間という概念が一方向に流れているような所ではなく、取り返しがつかなくなっていくような感覚が印象的でした。現実世界と幻想世界の境界がどんどん曖昧になっていって、読者を引き込むような作品でした。「星のない海」のネーミングや描写か、蜜蜂、剣といったシンボルの一つ一つが素敵な感じでした。

  • 小太郎

    本格ファンタジーというので期待して読みました。好きなジャンルなのに中々捗らない(こういう場合?な本が多いです)話は主人公ザカリーが図書館で題名の無い本に出合います、そこには自分の過去が書かれていて彼はその謎を追っていく。と言うような始まり。現代的な味付けがあってサクサク進むのかな思ったら、なんとも物語が錯綜?して迷宮のような世界観は注意深く読まなくちゃいけないし結構疲れました。そのせいかこちらに食い込んで来る物語性は薄まっているようにも思ます、モヤモヤが残る読書感でした。この変な感じが良いのかな?★2.5

  • あたびー

    大学院でゲームの研究をするザカリーは、図書館で借りた本『甘い悲しみ』に自分の子供の時の体験が書かれているのを見つける。その本に取り憑かれたようになった彼は、本に登場するアイコン〈蜜蜂・鍵・剣〉のネックレスをつけた人物の写真を見つけパーティに潜入し…ザカリーの物語の間に6つの書物の物語が挟まり、私は何度も道を見失った。今もよく分からないのは敵であるコレクターズクラブの意図。詳細で魅力的な様々の描写に目を奪われている間に扉が開いて全く別の世界に放り込まれる。

  • 星落秋風五丈原

    主人公の前に扉が開いて、物語の主人公がどうやら自分みたいってまんまエンデ『はてしない物語』ですよね。但し、皆さん仰っているように話中話がいっぱいあっていちいちこれは何のメタファーなんだろうと悩みながら読んだので結構難しかった。

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