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ISBN 10 : 4336049858
Content Description
ウルフ、マードック、レッシングに並ぶ、20世紀イギリスを代表する女性作家ボウエン、晩年の傑作長篇。涙とことばと愛をめぐる少女のクロニクル。ジェイムズ・テイト・ブラック賞受賞、ブッカー賞候補作。
【著者紹介】
エリザベス・ボウエン : 1899〜1973。アングロ・アイリッシュの作家。アイルランドにある一族の居城ボウエンズ・コートを維持しながら、イギリスを本拠地として二度の世界大戦の戦火をくぐり、生涯で長篇小説10篇と約90の短篇小説を書いた。アングロ・アイリッシュ特有の映像感覚と言語感覚にすぐれ、イギリスとアイルランドの数世紀にわたる対立の歴史や二度の世界大戦を招いた20世紀という激動の歴史が、ボウエンの一見上品なお茶会や少女やゴーストの世界に色濃く反映していることもあって、20世紀を代表する作家としての評価が高まっている。代表作『パリの家』(1935)はイギリスで20世紀の世界文藝ベスト50の一冊に選ばれ、『エヴァ・トラウト』(1969)は1970年のブッカー賞の候補になった
太田良子 : 東京生まれ。東京女子大学文学部英米文学科卒。学位論文はT.S.エリオット。71〜75年ロンドン在住。79年東京女子大学大学院英米文学研究科修士課程修了。修士論文はヘンリー・ジェイムズ。81年東洋英和女学院短期大学英文科に奉職。94〜95年ケンブリッジ大学訪問研究員。98年より東洋英和女学院大学国際社会学部教授。日本文藝家協会会員。三代目のクリスチャン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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