Product Details
ISBN 10 : 4779125790
Content Description
19世紀〜20世紀初めのロンドンで、女性たちがどのように「家庭」という女性の領域から、「街」という公的領域に飛び出し、ショッピング(娯楽)を楽しむようになったのかを明らかにする。経済と文化における女性の役割の本質を理解する、19世紀イギリス史(都市史・ジェンダー史・消費文化史)研究の必読書。
目次 : 第1章 「誘惑の間」―よろず取り扱いと郊外という娯楽/ 第2章 消費の裁判―結婚、法律、女性の信用買い/ 第3章 「街歩きのご婦人方のための休憩所」―フェミニズムと公的領域における快適さ/ 第4章 大都市めぐり―ウェストエンドを買って、旅して、読んでみる/ 第5章 「買い物の新時代」―エドワード朝ロンドンにおけるアメリカ式百貨店/ 第6章 消費という舞台―ミュージカル・コメディと交換の欲望
【著者紹介】
エリカ・ダイアン・ラパポート : カリフォルニア大学サンタバーバラ校歴史学部教授。専門は、近現代イギリスおよび大英帝国の消費文化史、ジェンダー史。現在は、1940年代から1970年代にかけての広告の歴史と脱植民地化に関するプロジェクトに取り組んでいる
佐藤繭香 : 麗澤大学外国語学部准教授
成田芙美 : 青森公立大学経営経済学部講師
菅靖子 : 津田塾大学学芸学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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