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ISBN 10 : 479480542X
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16世紀、南仏の小都市ロマン=シュル=イゼールで起きた凄惨な連鎖的事件とは。地域対立、宗教対立、階級対立、対抗文化に大変革を迫られた支配的文化の縮図を描き切る、アナール民族歴史学の白眉。
【著者紹介】
エマニュエル・ルロワ・ラデュリ : 1929年、フランス北部バス=ノルマンディーの県都カンのカトリック系の家に生まれる。リセの名門アンリ四世校をおえたのち、第二次世界大戦後の1949年、国立師範学校に進み歴史学を学ぶ。同年フランス共産党に入党するが、56年ハンガリー動乱を機に脱退。53年、上級教授資格試験に合格し、南仏モンペリエのリセで歴史学を講義。以後、国立中央科学研究所(C.N.R.S.)派遣研究員、モンペリエ大学講師、パリの国立高等研究院第六セクション(のちの高等社会科学研究院)研究指導教授を経て、69年からは同研究院の歴史学部門を率いるフェルナン・ブローデルのもとで、新しい歴史学を標榜する『経済・社会・文明年報』(いわゆる『アナール誌』)の編集陣に加わり、73年にはブローデルの後を受けてコレージュ・ド・フランスの歴史学教授に迎えられる。87年には国立図書館の館長に就任し、システムの改革に携わる
蔵持不三也 : 1946年栃木県生まれ。早稲田大学文学部卒。パリ第4大学(ソルボンヌ校)修士課程修了。パリ社会科学研究院前期博士課程修了。現在早稲田大学人間科学部教授。1999‐2000年、モンペリエ第3大学客員教授。博士(人間科学)。フランス民族学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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