エドワード・ルトワック

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日本4.0 国家戦略の新しいリアル 文春新書

エドワード・ルトワック

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784166611829
ISBN 10 : 4166611828
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦後日本を守ってきた「同盟による抑止」。しかし、これが通用しない相手に対し、どうやってこの国を守るか?その答えが「日本4.0」だ。先制攻撃能力の構築、日本に必要な特殊部隊のあり方など、世界的戦略家による緊急提言。

目次 : 第1章 日本4.0とは何か?/ 第2章 北朝鮮の非核化は可能か?/ 第3章 自衛隊進化論/ 第4章 日本は核武装すべきではない/ 第5章 自衛隊のための特殊部隊論/ 第6章 冷戦後に戦争の文化が変わった/ 第7章 「リスク回避」が戦争を長期化させる/ 第8章 地政学から地経学へ/ 第9章 米中が戦う地経学的紛争

【著者紹介】
エドワード・ルトワック : 米戦略国際問題研究所(CSIS)上級顧問。戦略家、歴史家、経済学者、国防アドバイザー。1942年、ルーマニアのトランシルヴァニア地方のアラド生まれ。イタリアやイギリス(英軍)で教育を受け、ロンドン大学(LSE)で経済学で学位を取った後、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学で1975年に博士号を取得。同年国防省長官府に任用される。専門は軍事史、軍事戦略研究、安全保障論。国防省の官僚や軍のアドバイザー、ホワイトハウスの国家安全保障会議のメンバーも歴任

奥山真司 : 1972年生まれ。カナダ、ブリティッシュ・コロンビア大学卒業。英国レディング大学大学院博士課程修了。戦略学博士(Ph.D.)。国際地政学研究所上席研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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論者は著名な戦略家であり、世間一般とは違...

投稿日:2021/02/25 (木)

論者は著名な戦略家であり、世間一般とは違う見解で刺激的な内容になっております。 既刊と共におすすめです。

一郎 さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G

    インタビューや講演を纏めたもので、タイトルほど日本にスポットを当てた内容ではない。戦国時代、徳川と武田の比較などは、結果からものを言っているだけで「?」な部分もあるが、概ねすっと入ってくる。中盤以降は日本に対する言及は少なく、もっと大枠での国家戦略論となる。あまり表に出てこないトランプ大統領の本意が分析されていたり、そういう見方もあるのかと、浅学な私でも理解出来る纏め方がされている。リスク回避重視のポストヒロイックウォーと、少子化に対する、もう少し具体的な打開提言は欲しかった。

  • まーくん

    「中国4.0」の戦略家ルトワック著。近代日本の歩みを、@内戦を封じ込めた「江戸システム」A包括的な近代化を成し遂げた「明治システム」B敗戦を逆手にとった「戦後システム」ととらえ、北朝鮮危機を踏まえたC今後のシステムを提案。先制攻撃手段を持てと。純軍事的に見れば理解できるが、戦争体験のある日本人(と子孫)としては割り切れないと思う。金さんの暴走も怖いが、手段を手にした指導層を国民が信頼できるかな?戦略の一つに少子化対策を挙げているが、これには納得。出版社主導の二匹目のドジョウにらいか内容散漫に感じたが・・。

  • Isamash

    国際地政学研究所上席研究員の奥山真司がエドワード・ルトワック(1942年生まれの戦略家、歴史家、国防アドバイサー)に6回インタビューして出来た書籍で2018年発行。いつもながら攻撃部隊の安全を重視するためにかえって損失を大きくしているとの逆説的指摘は鋭い。確かに数百年合間内戦防いだ江戸幕府のシステムは戦略的かも。核兵器は国のリーダーが正気ではないことを確認された場合にだけ有効なものなので日本は核武装すべきでないと述べる。確かに日本国にとって人口減との戦いが最重要戦略か。軍事訓練にズル有りの演習が重要と説く

  • kawa

    家康が構築した「江戸システム」は、300年近くという長期の平安を招いた。故に、日本人は極めて高度な戦略文化を持つというお褒め。ならば、悲惨な敗戦を招いた「マイナス2.0」をどう捉えるのかと反問したい気分。まあ、単なる結果論、あるいは前振りと考えれば良いのだろう。それはともかく、北朝鮮と自衛隊の課題、冷戦後の戦争文化の変化、米中関係の分析等、著者の論は、最新の日本を取り巻く情勢を、クールかつリアルに切る。説得力ありの興味深い内容。

  • HMax

    日本1.0 江戸時代、2.0 明治、日本3.0 第二次大戦敗戦、そろそろ日本4.0が必要な時期。異様な北朝鮮への対処法、軍事力増強し周辺国への圧迫を強化する中国、まずは尖閣諸島へ「海洋保護調査員」を常駐させることから始めては。今回の参議院選挙で「国家戦略」についての議論は全くなし。目の前の年金と消費税の話しばかりで、北朝鮮の核ミサイルや中国空母等、安全保障の話しも一切なし。

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