Books

スノーデン独白 永久記録(仮)

エドワード・スノーデン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309227863
ISBN 10 : 4309227864
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界最強のインテリジェンス組織を敵に回した今世紀最大の叛逆的英雄エドワード・スノーデン。その半生、葛藤と決断、そして未来への希望を綴る衝撃の自伝! 過去に類例を見ない第一級のドキュメント。

著者
エドワード・スノーデン (エドワード・スノーデン)
ノースカロライナ州エリザベスシティ生まれ、メリーランド州フォートミード育ち。システムエンジニアとして訓練を積み、CIA職員となって、NSA契約業者として働く。現在は報道の自由財団理事会の議長を務める

山形 浩生 (ヤマガタ ヒロオ)
1964年東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学科およびマサチューセッツ工科大学大学院修士課程修了。大手シンクタンク勤務の一方、幅広い分野で執筆、翻訳を行う。

【著者紹介】
エドワード・スノーデン : ノースカロライナ州エリザベスシティで生まれ、メリーランド州フォートミードの影で育つ。システムエンジニアとして訓練を積み、CIA職員となって、NSA契約業者として働く。その公共サービスのため、ライト・ライブリフッド賞、ドイツ告発者賞、真実表明ライデンアワー賞、国際人権連盟からのカール・フォン・オシエツキー・メダルなど無数の賞を受賞。現在は報道の自由財団理事会の議長を務める

山形浩生 : 1964年、東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学科およびマサチューセッツ工科大学大学院修士課程修了。大手シンクタンク勤務の頃から、幅広い分野で執筆、翻訳を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • のっち♬

    アメリカ政府の情報収集を『暴露』する決断に到るまでの著者の人生。彼を支える道徳・倫理的原則は幼少時に触れた任天堂ゲームやネットでの制限のない繋がりが根幹にあり、ウィットさと率直さに貫かれた語り口にも純朴な性格が現れている。来日を契機に生まれた疑念はそんな彼の心身に相当なショックを与えた一方で、深刻な中東情勢が奮起を促したようだ。技術屋視点の本書は部分的に専門性も高いが、技術進歩に対する道徳欠如や法整備の遅滞が強く訴えられている。恋人の手記も監視される恐怖の例示になっていて、心温まる結末まで引きつけられた。

  • R

    凄い面白かった。スノーデン氏の半生と、事件を起こした経緯について、言い訳や、釈明ではなく、自然語りで私小説のように書いているのがよかった。事件が起きたその時に自分は生きていたはずなのに、その本当のところ、何が起きていたかを何も知らなかったことに気付かされる。当たり前のことながら、物凄く頭のよい人なんだが、ハッカーという側面が強く、アメリカの諜報ではこういう人種が活躍する素地があるのが羨ましく思えた。そもそも何が事件であったか、考えさせられる。

  • おさむ

    2016年に映画「シチズンフォー」を観た時もショックだったけれど、あの事態に至るまでの経緯が事細かに記されている独白録。アメリカ政府によるネットの情報の監視体制の実態が詳らかにされ、共産主義の中国以上の無法ぶりには呆れるばかり。スノーデンの内部告発に至る迄の内心の苦悩には真実味がある。役職は低かったのに、なぜあれだけの機密情報にアクセスできたのかが不思議だったが、それは彼の技術力ゆえ。本人がファミコンや日本のアニメファンだったり、NSA時代に東京にいたりと日本に関係が深いことがトリビアでした笑。

  • チェアー

    筆者は特別、正義感の強い人間だったわけではない。だが、彼以外に国家の不正を正そうとした人間はいなかった。同じ情報を持っていたはずなのに。国家の違法行為を目の当たりにして「おかしい」と思い、そう思わない周囲とのギャップに落ち込んでいく姿が恐ろしい。国家に背くということはそういうことなのだ。他人事ではない。いま似た状況の中で自分はどちら側に立つのか、ほんとうに立てるのかを考えている。末尾に少し救いになることが書かれていて、ちょっとほっとした。

  • masabi

    【概要】NSAの大量監視を内部告発した筆者の回顧録。【感想】副題の「消せない記録」はNSAによるデータの永続的保存と図らずも技術的援助をした筆者の罪悪感を意味している。911によって国家への奉仕を決める、各種諜報機関での勤務がもたらした理想と現実の落差、内部告発を決意するまでの葛藤、データの持ち出し、ジャーナリストとの合流と亡命までが綴られている。インターネットの自由とプライバシーの保護、政府の専制を告発するのと知らぬふりを決め込むかの狭間で揺れ動く記述は決断の重みが伝わってくる。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items