エドマンド・クリスピン

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列車に御用心 論創海外ミステリ

エドマンド・クリスピン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846012298
ISBN 10 : 4846012298
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人間消失、アリバイ偽装、密室の謎。名探偵フェン教授が難事件に挑む。「クイーンの定員」にも選ばれたロジカルな謎解き輝く傑作短編集。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • スパシーバ@日日是決戦

    B (2013年)<1953年> 「これら16の古典的な短編はあなたの犯罪解明の才能をもテストするだろう。論理と常識を用いた解決に必要なすべての証拠を提示している。あなたはこの挑戦に応じられるだろうか?」。各短編の評価は以下の通り。「◎ エドガー・フォーリーの水難/人生に涙あり/高速発射/すばしこい茶色の狐」「〇 列車に御用心/苦悩するハンブルビー/門にいた人々/三人の親族/小さな部屋/ペンキ缶/喪には黒/窓の名前/金の純度/ここではないどこか/決め手」「△ デットロック」。出版当時まだ32歳だったとは!

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    『お楽しみの埋葬』などが復刊してクリスピンが多くの方々に読まれることを強く、求む!長編ではコミカルなフェン教授シリーズですが、短編では結構、ビターなんですね。しかし、ノンシリーズものである『デッドロック』はあまりの切ないノスタルジーと苦い真相が相まって泣きそうになりました。

  • 星落秋風五丈原

    ジャーヴァス・フェンはオックスフォード大学のセント・クリストファーズ・カレッジの英文学の教授。本編には初登場作が掲載されていないため、ここでは既に数々の実績を挙げた探偵として警察へもノーチェックで入れて捜査の現場にも行ける。刑事ではないので、基本はハンブルビ―が持ち込む事件を聞いただけで解決していく安楽椅子探偵タイプ。また、ここも刑事ではない所以だが、必ずしも犯人を捕まえることに重点を置かない。取り扱われる謎は、暗号、密室殺人、アリバイ解読など様々。

  • 本木英朗

    英国の本格ミステリ作家のひとりである、エドマンド・クリスピンの短編集のひとつである。俺は2014年3月に一度読んでいた。冒頭の「列車に御用心から始まって、最後の「デッドロック」まで、どれもこれも面白かった。特に「バンブルビーの苦悩」や「人生に涙あり」辺りには本当に大満足であった! でも1回目の感想の方がよかったので、みんなそっちを見ようぜ! https://hidmak.hatenadiary.jp/entry/2014/03/30/230000

  • みっぴー

    ウィットに富んだミステリ短編集です。日常の「何気ない」を手懸かりに、破片を寄せ集めて理論を組み立てる感じでしょうか。カーファンらしく、半密室ものや、不可能犯罪にもチャレンジしていらっしゃいます。ブラウン神父やサム先生シリーズのようなパンチのきいたトリックは用いず、良い意味で渋い作品集だなぁと思いました。長編、もちろん読ませていただきます!

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