エドゥアルド・ガレアーノ

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火の記憶 3

エドゥアルド・ガレアーノ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622046400
ISBN 10 : 4622046407
Format
Books
Release Date
December/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

20世紀を彩る人物群、嘲弄されたユートピアの明暗を、まざまざと再現。驚異と地獄、宿命と奇跡を描くラテンアメリカの大いなる歌。全巻完結。

【著者紹介】
エドゥアルド・ガレアーノ : 1940年ウルグアイのモンテビデオ生まれ。早くからジャーナリストとして活躍するが、1973年の軍事クーデタによりアルゼンチン、スペインへ亡命。1985年帰国。ラテンアメリカと世界の現実を鋭く切り取る発言で知られる

飯島みどり : 1960年東京生まれ。東京大学教養学科卒。岐阜大学教養部を経て、立教大学教員。ラテンアメリカ近現代史およびイベリア‐アフリカ関係史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • きゅー

    待ち望んだ最終巻。副題に「風の世紀」とあり、フアン・ルルフォの次の言葉で始まる「そして僕らは爪で風にしがみつこうと」。身に付けるものは何もなく空手で、風のように頼りないものに必死でしがみつき、生きていこうとする姿がまざまざと思い浮かぶ。このラテンアメリカ500年を描いた叙事詩ともいうべきものもようやく終りが見えてきた。火で火を消そうとするような闘争の歴史ではあったが、人々がそのなかでも愛し、赦し、こどもが生まれ、老いて死んでゆく、そんな姿をかいま見ると、興奮とも違う一種の高揚感を覚えずにはいられなかった。

  • koz kata

    1984年で終了。ピノチェト失脚まで扱って欲しかった様な気も。ちょいちょい出てくるミゲル・マルモルがなかなか死なないのがエルロイお約束のどの年代であっても時代説明の際にカストロの命もあと少しと思われた、的な文章が入ってるのと似ていて笑えた。それにつけてもアメリカ合衆国は南米で独裁政権を後押ししすぎ。アメリカの大企業が儲かれば何万人死んでもいいのな。

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