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オートコレクト

エトガル・ケレット

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309209319
ISBN 10 : 4309209319
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

パラレルワールドから来た元恋人と、彼女の世界にないものを探す「自撮り棒のない世界」、一度使った言葉が次々と消えていく「メソポタミア人の地獄」、世界中の人間一人ひとりに自分だけのソウルメイトを生み出す計画の行方は…「ソロ」、若い経営者とその父の朝の出来事をめぐる「オートコレクト」、地球を訪れる宇宙人をガイドして〈命のつぶ〉を受け取る「ガイドツアー」など。ユニークな想像力とユーモアで見えない真実を浮かびあがらせる短篇集。

【著者紹介】
エトガル・ケレット : 1967年イスラエル・テルアビブ生まれ。両親はともにホロコーストの体験者。兵役中に小説を書き始め、短篇集『パイプライン』(1992)でデビュー。絵本や映像作家としても活躍。2007年には『ジェリーフィッシュ』で妻のシーラ・ゲフェンとともにカンヌ映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を受賞している。テルアビブ在住

広岡杏子 : 1982年、東京生まれ。翻訳家。英国ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)ヘブライ語・ユダヤ学部卒業。エルサレム・ヘブライ大学RIS修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ズー

    大大大大好きな作家さん。そろそろ新作読みたいなと思っていたら出た!なんというタイミング🥰。相変わらずどの短編も最高。あとがきに著者自身がこんな暗い話ばかりになってしまったけど大丈夫か?と思ったらしいんだけど、確かに終末とか死とか、テーマは言われてみれば暗いけど、相変わらずそんな暗いことはなく、どこかコミカルだったり風刺が効いてて面白かった。最新作なだけに、コロナとかAIの存在が今っぽくて、どんな状況でも人間らしさを忘れない所がこれら短編のいかなる時もどこか温かい理由なのかなと思った。

  • きゅー

    『突然ノックの音が』に比べるとだいぶ落ち着いてしまったような印象。アイデア一発勝負の短編を同じレベルで書き続けるのは難しいのだろうと素人感想。そうは言いつつも冒頭の『自撮り棒のない世界』のようにSFチックで、コミカルで、ちょっと寂しい。つまり優しさの物語が何篇もあって、ケレットらしさは健在。物語そのものからは離れてしまうけれど、いまのイスラエルにおいて彼のようなリベラルな左派の存在は貴重だ。優しい未来を描ける彼のような人たちが、過去を超克していくことを信じたい。

  • theth

    妹に借りました。 私は本当、外国の作家さんの本が苦手です。笑いどころも感慨どころも不思議どころ驚きどころも何とも思わないと言うか合わないと言うか私がズレてるのかな〜…。つまらないとこうなるのですが眠くなってきたので断念しました。

  • いづもげ

    著者のショートショートを33篇収録。好みは「自撮り棒のない世界」「ディレクターズカット」「後悔、ゼロ」。SF色が濃く付いた作品が『フレドリック・ブラウン』を読んでいたときの感覚を思い起こさせて良かったです。

  • Matsuko

    著者ののエッセイは好きだけど、小説はちょっと苦手だった。でも新刊の短編集は読みやすい。「自撮り棒のない世界」「ゴンドラ」…。独特の世界観に引き込まれる。でもこの短さが良いのかも。

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