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ISBN 10 : 4314011262
Content Description
犯罪研究は新時代に突入した!新たな学問分野・神経犯罪学を確立した著者が、脳や遺伝などの生物学的要因と、生育環境などの社会的要因、およびその相互作用から、いかに暴力的な性格が形成されるかを解説する。また、研究成果の実践にあたって直面する人権・倫理・法に関する議論を整理するとともに、暴力削減のための方策を読者に問いかける。タブーに斬り込む画期的研究の全貌!
目次 : 本能―いかに暴力は進化したか/ 悪の種子―犯罪の遺伝的基盤/ 殺人にはやる心―暴力犯罪者の脳はいかに機能不全を起こすか/ 冷血―自律神経系/ 壊れた脳―暴力の神経解剖学/ ナチュラル・ボーン・キラーズ―胎児期、周産期の影響/ 暴力のレシピ―栄養不良、金属、メンタルヘルス/ バイオソーシャルなジグソーパズル―各ピースをつなぎ合わせる/ 犯罪を治療する―生物学的介入/ 裁かれる脳―法的な意味/ 未来―神経犯罪学は私たちをどこへ導くのか?
【著者紹介】
エイドリアン レイン : ペンシルベニア大学教授(犯罪学、精神医学、心理学)。30年以上にわたり暴力の生物学的基盤を調査し、神経科学の知見を用いて犯罪の原因と解決手段を研究する、「神経犯罪学(Neurocriminology)」と呼ばれる分野を確立した。殺人犯の裁判に弁護団として参加し、脳のスキャン画像を法廷に提出するなどの活動も行なっている
高橋洋 : 翻訳家。同志社大学文学部文化学科卒(哲学及び倫理学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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