ウンベルト・エーコ

人物・団体ページへ

ヌメロ・ゼロ 河出文庫

ウンベルト・エーコ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309464831
ISBN 10 : 4309464831
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;15

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 三柴ゆよし さん

    あまり食指の動かないあらすじだな、と思っていたが、オモローな小説だった。世に出ることのないoneのためにzeroを創造する記者たちの営為が、そのまま歴史の闇に葬られた真実(という妄想あるいはパラノイア)へと導かれていくスリリングな展開は、舞台を現代に移しても、陰謀大好き作家エーコ先生の面目躍如だろう。語り手コロンナが、比喩と引用を通して世界を見る癖を持っているのに対して、物語の重要な担い手となる記者ブラッガドーチョ(braggadocio ⇒ 大ボラ吹き)は記号的事実の裏側に意味を見出していくタイプの人。

  • そふぃあ さん

    報道の影の部分を暴く小説。風刺されてるのはイタリアのマスコミだけど、日本も同じことをやっている。受け手に歪曲した先入観をを刷り込ませるやり口を知っておけば、嘘に騙されずに済む。 あと、本書で語られる歴史部分は事実なので、イタリアの近現代を知ることもできた。 オットー・スコルツェニーは『鷲は舞い降りた』にも登場する。

  • ネムル さん

    マンモス級の巨大な知で迷宮を作り続けたエーコ先生の遺作にして小著。大量の肉が剥ぎ取られ、小説の骨組みを捉えやすいので、エーコ入門とも自解とも言えようか。しかし、いざ骨だけ読んでみれば、警鐘の小説としてはスタイルが古いとも保守的過ぎるとも、ミステリやSFなんかのジャンル作家に遅れをとっているのではと思わざるを得ない。これが遺作と思うとやや悲しいし、あーだこーだブー垂れはするけど、ラブコメチックなとこは結構好きなんだぜ、車に乗って右左なんて特に。

  • おおた さん

    ひねくれた青春時代にイタリアンプログレの洗礼を受けて『シチリア・マフィアの世界』を読んだら、70年代イタリアはマフィアと左翼が激しくぶつかっていたらしい。そこから20年後のインターネットは活用されていない最後の時代を舞台に、謎の新聞社でぼんやりした記事を書いてるだけの記者が誇大妄想狂の同僚につきあったせいで混乱に巻き込まれていく。小説としては語ることがあまりないが、ホラ話が大きくなって人の生死にまで膨らむところは興味深い。やっぱりパンクが流行ってプログレが死んだのがすべていかんのや。

  • 風に吹かれて さん

    時代は1992年。ちょっとした一行にもエーコは知識の深さを忍ばせる(「注」を見ないと私には分からないけど)。次々と出来事を忘却し、新たな事実を追い続ける報道。どうすれば読者の歓心を得られるか、事実だけど視点を変える新聞。最近は特にテレビのニュースに何かが足りないと感じている私は、嘘は言ってないけど事実をちょっとしか見せない、外の局のニュースを見ると有権者が知るべきものがもっとあったではないかと思わせられることが少なくない某有料放送局の政治報道に、さらに不信感を募らせる。高揚感をじっくり高めていく小説。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

ウンベルト・エーコに関連するトピックス

  • ウンベルト・エーコ待望の最新刊 登場人物のはほとんどが実在の人物という、19世紀ヨーロッパを舞台に繰り広げられる見事な悪漢小説。ナチスのホロコースト... |2016年02月09日 (火) 16:22
    ウンベルト・エーコ待望の最新刊

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品