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おじいちゃんとの最後の旅

ウルフ・スタルク

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198651626
ISBN 10 : 4198651620
Format
Books
Release Date
September/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

死ぬ前に、昔住んでいた家に行きたいというおじいちゃんのために、ぼくは完璧な計画をたてた…。ユーモラスで切ない物語。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はる

    頑固で口が悪いけれど、そんなおじいちゃんが大好きな男の子。入院しているおじいちゃんは、最後におばあちゃんとの思い出の家に戻りたいと言い出した。男の子はおじいちゃんと病院を抜け出して、最後の旅に出る……。作者のスタルクが自分の祖父をモデルに描いた物語だそう。でもむしろ、この作品の直後に亡くなったスタルクが自分を投影しているように思いました。最後までおじいちゃんと分かり合えない男の子のパパは、自分は父親に愛されていないと思っていたのかな…。

  • ☆よいこ

    児童書。がんこで口が悪くて怒りっぽいおじいちゃん。お父さんとは全然タイプが違うおじいちゃんが、ぼく(ウルフ)は大好き。足を骨折して手術をしたおじいちゃんはだんだんと弱ってきた。ウルフはおじいちゃんと病院を抜け出し、おじいちゃんの家に一晩帰る計画を立てる。サッカーの合宿に行くと両親に嘘をつき、周到に準備をした。船に乗り、おじいちゃんと島の家に着いたウルフは、亡くなったおばあちゃんの姿を幻に見る。おばあちゃんに天国で会いたいと言うおじいちゃんは、汚い言葉を改める努力を始める▽2017年に亡くなった著者の遺作。

  • モモ

    ウルフと祖父は、祖父が住んでいた島へ出かける。もう長くない祖父にとって最後の自分の家への帰還。ほしかったのは、亡き妻が作ったコケモモのジャム。そこには祖母の時間と思いがつまっていて、祖母はジャムの中で生きていると祖父は信じている。そして自分が生きている間、ずっとジャムを持たせると言い切る。妻への深い愛を感じる。少し言葉遣いが悪い祖父とウルフの父は折り合いが悪い。天国で会う祖母のために言葉遣いを直している祖父は、父との関係改善のためにも言葉遣いを直そうとしたと感じる。ウルフ・スタルクの遺作。とても良かった。

  • NAO

    児童書。おばあちゃんが亡くなって入院している頑固者のおじいちゃんと孫の秘密の旅。おじいちゃんとぼくの交流は、ユーモラスでほのぼのとしているし、おじいちゃんの願いにもしみじみさせられるが、その一方で、おじいちゃんと出かけるための「サッカーの合宿」という嘘に両親は何の疑問も感じずいっさい確認もしないのが気になる。おじいちゃんと息子の繋がりの希薄さ、大人の愚かしさを強調しているのだろうが、ちょっと共感しかねた。

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ)

    心臓が悪く余命も短い祖父の最後の願いを叶えるため、奮闘する孫との触れ合いのお話。ユーモアもあり、切なくも温かいお話がとても良かったです。ウルフ・スタルクさんは初読みでしたが彼の遺作との事。

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