ウラジーミル・ナボコフ

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アーダ 新訳版 下

ウラジーミル・ナボコフ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152097118
ISBN 10 : 4152097116
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

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  • 遥かなる想い

    下巻に入っても、ヴァンとアーダの愛の交歓は 続く。果てしなく繰り広げられる 夢のような 二人の関係は、実態がない妄想の世界のようであるのだが… 正直 途中から 投げ出したくなるような 延々と続く 単調な、不可思議な 二人の愛の物語だった。

  • まふ

    下巻に入りダイナミックな展開となる。父親のディーモンの兄妹交接への中止命令をはねつけてヴァンとアーダとの関係は続く。一方で一途にヴァンを慕う妹リュセットの自殺などがあっても二人の求め合いは終わらず、50歳代になって再び二人は燃え上がり同棲して、ついに97歳と95歳まで愛は続く、というすさまじい執念。随所に作者の該博な知識・経験・蘊蓄がちりばめられ、英語、フランス語、ロシア語での自在な表現、様々なパロディ、ジョーク、などが飛び交ってまさに「ナボコフ・ワールド」となっていく。⇒

  • 優希

    愛欲の関係は話が進むにつれ、より深くなっていきました。それは愛の地獄に囚われた2人だから歩む道があるようにも思えます。夢のようにも見える関係が単調な中、延々と続きますが、その愛の世界が妖しくも美しく輝いて見えました。幸せばかりでない様子があるからこそ、愛の世界に浸れたのでしょう。

  • NAO

    究極のエロ小説のようなこの話には、たくさんの小説がパロディとして出てきたり、小説家が戯画化されて登場したりする。近代の小説のパロディをエロ小説の中でするというのが、なんともナボコフらしいというべきか。

  • syaori

    「ああ、誰が取り返してくれるのかしら」。物語のライトモチーフとなるリフレインが歌うように、90のヴァンが書いたこの回想録は、あの最初の夏を取り返す試みだったように思います。ヴァンとアーダの道は離れたり交わったりし、そこにあるのは幸せばかりではないですが、ここに「至福が無限に詰まっている」と感じるのは過去の幸福が彼らの人生に差し「現在」が「輝く『今』」になるのを見ることができるから。それにしてもこの回想のなかで彼が取り返したそれは、何と利己的で暗いものをはらみ、それでいて何と美しい楽園だったことでしょう。

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