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ハリネズミと金貨 ロシアのお話

ウラジーミル・オルロフ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784039638106
ISBN 10 : 4039638107
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

森の小道で、ハリネズミのおじいさんが金貨をみつけた。年をとって、冬ごもりのしたくも大変になってきたので、この金貨で干しキノコでも買おうと、探しはじめたのだが、みつからない…。〈受賞情報〉産経児童出版文化賞美術賞(第51回)

【著者紹介】
ウラジーミル・オルロフ : 1930年生まれ。ソ連邦時代にロシアからウクライナへと領土上の帰属が変わったクリミヤ地方で活動した児童文学作家、詩人、劇作家。多くの戯曲が舞台化されており、彼の作品をもとにして作られたアニメーション映画も多い。ウクライナ連邦児童図書館には、オルロフを記念する名称がつけられている。1999年没

田中潔 : 1962年生まれ。神戸大学大学院を経てモスクワ教育大学院に学ぶ。イルクーツク国民経済大学で2年間日本語教師をした後、関西・北陸の5大学でロシア語非常勤講師を勤める

ヴァレンチン・オリシヴァング : 1961年生まれ。スヴェルドロフスク(現エカチェリンブルグ)の芸術学校を卒業した後、モスクワ国立映画大学でアニメ制作を学ぶ、卒業後スヴェルドロフスクアニメスタジオに入り、テレビ番組「おやすみなさい、子どもたち!」のオープニング・タイトルのイラストをYu.ナルシュテインと共作。監督作品に「ばら色の人形」(1997)、「茶房」(1998)、「ザリガニの話」(2003)などがある。Yu.ナルシュテイン氏の「今ロシアで最高のアニメ画家!」という推薦を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 旅するランナー

    「ハリネズミと金貨」原画展@銀座教文館にて。ウクライナの児童文学作家Vオルロフ原作、ロシアで最高のアニメ画家と称されるVオリシヴァングによる絵。リスさん、カラスさん、蜘蛛さん、子熊くんがメッチヤ優しい。そしてハリネズミさんがマジ誠実です。とってもいい話で感涙必至です。

  • Willie the Wildcat

    譲り合い、分かち合い、助け合う。思いやり。日々の相手への想い、気遣いなどが、心を繋げる。お金で買えないもの・・・。金貨も元の場所に・・・。絵は、優しさが溢れる油絵調。登場人物1人1人の表情、特に目に温もり。お気に入りは”背景”。朝から夜の一日の描写が、四季にも感じられる。静けさと温かみに溢れる。

  • yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん🎄🎅🎄

    古ぼけた金貨を見つけた年老いたハリネズミ。干しきのこを買いたいが売っていない。するとリスがくれて、靴を買えばいいと言われたが、カラスが作ってくれた。靴下は蜘蛛のお手製で暖か。みんな優しいね😊ところが蜂蜜を買うのを忘れていた事に気付く。困っているといつも彼にお話を聞かせてもらっている子熊がやって来て、お母さんからの贈り物の蜂蜜の壺をくれた🐻彼の手の中に残った金貨。最後に「また誰かの役に立つかも知れない」と言い。落ちていた場所に返す。物が極端に不足していたソ連時代助け合って生きていたロシア人の心を表す本。

  • ♪みどりpiyopiyo♪

    冬支度を考えるハリネズミの前に、キラキラ光る金貨が1枚落ちていました… ■ハリネズミのおじいさんと動物たちの、思いやりあふれるロシアのお話を読みました。晩秋の森や草原、水辺の景色が美しく。■原作はウクライナの児童文学作家 オルロフさん。日本語版のために絵を描いたのは、現代ロシアを代表するアニメーターのオリシヴァングさん。ソ連時代を経たロシアの魅力と伝統を伝える美しい絵本でした。(2003年)(→続

  • もぐたん

    お金があっても欲しいものが手に入るとは限らないこと、誰かを思いやることで、満たされていくことを、一枚の金貨を拾ったハリネズミの行動、周囲の動物たちの優しさが教えてくれる。大人にこそ読んでもらいたい良書。

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