CD 輸入盤

6つのヴァイオリン・ソナタ、ピアノ四重奏曲 I.ファウスト、メルニコフ、B.ファウスト、シュミット

ウェーバー(1786-1826)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMC902108
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

今をときめくイザベル・ファウスト最新盤
注目のヴェーバー作品集!


今もっとも輝いているヴァイオリニスト、イザベル・ファウスト。注目の最新盤は、ヴェーバーの作品集です。ドイツにおけるロマン主義運動の重要な先駆者であり、多芸多才な楽長、明晰な批評家として、さらには華々しいピアニストとしても活躍したヴェーバー。『魔弾の射手』やピアノ曲が非常に有名ですが、室内楽はわずか9曲(完成されたもの)しか残していません。そのうち8曲は、ヴェーバー自身、かなりの名手であった楽器、ピアノを含む編成のものとなっています。
 イザベル・ファウストを中心とする豪華メンバーのこの録音では、ヴェーバーの才能の輝きに満ちた室内楽作品が、ファウストにしか奏でることのできないまばゆい音色に導かれ、いきいきと再現されています。メルニコフの溌剌とした気魄に満ちたフォルテピアノの音色も見事。なお、四重奏曲で共演しているヴィオラのボリス・ファウストは、イザベルの兄。そしてチェリストも来日経験もある中堅シュミットということで、注目盤の登場といえましょう。
 6つのヴァイオリン・ソナタは、1810年の夏の終り頃、出版社のヨハン・アントン・アンドレの依頼を受けて作曲されたもので、家庭内で、いわゆるアマチュアの人々が音楽演奏を楽しむための楽曲がならびます。ヴェーバーはあまりこの仕事に乗り気ではなかったことが手紙などにも残されていますが、その内容は実に多彩で、ヴェーバーの才気に満ちたもの。カスタネットが打ち鳴らされるようなボレロ(第2番第1楽章のキャッラテーレ・エスパニョーロ)や、バラライカの音色を思わせるエア・リュス(第3番第1楽章)など、多国籍の情緒が感じられ、また、魅力的なメロディー、そこかしこに、魔弾の射手のアリアを彷彿とさせる華やかなパッセージも盛り込まれていて、「アマチュアのための」とされてはいますが、非常に充実した内容となっています。アンサンブルをたのしむことにも主眼がおかれた作品だけあって、ファウストとメルニコフとの、丁々発止のやりとりにも注目です!
 四重奏曲は、1809年9月、ヴェーバーが22歳のときに完成された作品。なんといっても聴きどころは第2楽章。弦楽器の半音的な動きをみせるハーモニーに始まる印象的な問いかけにピアノが応えたかと思うと突然の休止小節、そしてピチカートによるカデンツァが続く、というなんとも謎めいた出だしの楽章です。この楽章だけ、1806年に完成、残りの楽章は後になって書かれたことがわかっています。ピアノの短い導入に始まり、瑞々しいロマンティックなメロディーのきらめきが美しい第1楽章、弦楽器の美しい音色が冴えわたる充実した第2楽章、エスプリの効いた短い第3楽章、そして、終楽章では、弦楽器3者のフーガ風なやりとりの中、ピアノが縦横無尽に華麗にかけめぐります。
 ファウストの、どこまでもまっすぐな音色で奏でられるヴェーバーの書いた旋律美、メルニコフの才気と知性が冴えるピアノ・パート、そしてアンサンブルの妙。すべてがとびきりのクオリティのヴェーバー作品集。珠玉の1枚の登場です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ヴェーバー:
・ヴァイオリンのオブリガートつきのピアノのための6つの段階的ソナタ(アマチュアのために作曲、捧げられた)op.10
 第1番ヘ長調 op.10-1
 第2番ト長調 op.10-2
 第3番ト長調 op.10-3
 第4番変ホ長調 op.10-4
 第5番イ長調 op.10-5
 第6番ハ長調 op.10-6

・四重奏曲(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための)変ロ長調 op.8

 イサベル・ファウスト(ヴァイオリン/1704年製ストラディヴァリス「スリーピング・ビューティ」)
 アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ/Lagrassa 1815年頃、エドウィン・ボインクのコレクションより)
 ボリス・ファウスト(ヴィオラ/ガエターノ・ポラストリ)
 ヴォルフガング・エマニュエル・シュミット(チェロ/マッテオ・ゴフリラー)

 録音時期:2011年6月
 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 ジャケット絵画:ロヴィス・コリント[1858-1925]:ヴァイオリンを弾く女(1900年)

【イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)】
今もっともかがやいているヴァイオリニスト。1987年、15歳のとき、レオポルト・モーツァルト・コンクール優勝。1993年パガニーニ国際コンクール優勝。クリストフ・ポッペンに師事。使用楽器は、1704年製ストラディヴァリス「スリーピング・ビューティ」。

【アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)】
1973年モスクワ生まれ。6歳でモスクワの中央音楽学校に入学、モスクワ音楽院ではナウモフに師事。イザベル・ファウストとの充実した共演作品・共演活動をはじめ、ソロ作品:ショスタコーヴィチの「24のプレリュードとフーガ」は2010年の最優秀録音に贈られる「Choc de classica」賞を受賞するなど、近年著しい充実をみせている。

【ボリス・ファウスト(ヴィオラ)】
ケルン音楽大学で、マティアス・ブッフホルツに師事。ブレーメン・フィルの首席ヴィオラ奏者。ブレーメン芸術大学で後進の指導にもあたっている。使用楽器は、Gaetano Pollastri。イザベル・ファウストの兄にあたる。

【ヴォルフガング・エマニュエル・シュミット(チェロ)】
アルド・パリソット、ダヴィッド・ゲリンガスに師事。1994年第5回ロストロポーヴィチ・コンクール第2位、および現代音楽演奏賞。フーゴ・ベッカー[1864-1941]が所有していたマッテオ・ゴフリラーを使用。(キングインターナショナル)

収録曲   

  • 01. I. Allegro Con Fuoco (Sonata Op. 10, No. 6 in C Major)
  • 02. II. Largo
  • 03. III. Polacca
  • 04. I. Air Russe-Allegretto Moderato (Sonata Op. 10 No. 3 in G Major)
  • 05. II. Rondo-Presto
  • 06. I. Moderato (Sonata Op. 10 No. 4 in E Flat Major)
  • 07. II. Rondo-Vivace
  • 08. I. Allegro Con Fuoco (Quartet for Violin, Viola, Cello and Fortepiano, Op. 8 in B Flat Major)
  • 09. II. Adagio Ma Non Troppo
  • 10. III. Menuetto. Allegro
  • 11. IV. Finale. Presto
  • 12. I. Carratere Espagnolo-Moderato (Sonata Op. 10 No. 2 in G Major)
  • 13. II. Adagio
  • 14. III. Air Polonais-Rondo Allegro
  • 15. I. Tema Dell'opera Silvana-Andante Con Moto (Sonata Op. 10 No. 5 in a Major)
  • 16. II. Finale-Siciliano-Allegretto
  • 17. I. Allegro (Sonata Op. 10 No. 1 in F Major)
  • 18. II. Romanze-Larghetto
  • 19. III. Rondo-Amabile

ユーザーレビュー

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ウェーバーのヴァイオリン・ソナタは初めて...

投稿日:2013/01/21 (月)

ウェーバーのヴァイオリン・ソナタは初めて聴きましたが、ファウストさんとメルニコフさんの奏でる音楽の勢いもあり、CDの出だしから一気にウェーバーの世界に引きずり込まれてしまいました。勿論、ウェーバーの曲も素晴らしいと思いますが、お二人のとても息の合った活力に満ちた楽しい演奏に大変感動いたしました。ベートーベンのヴァイオリン・ソナタ全集でも新鮮な感動を覚えましたが、今回もその期待を裏切らない素晴らしい演奏でした!弥が上にも、これからのお二人の新譜に対する期待に胸が膨らみます。

RCS さん | 東京都 | 不明

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