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サフラジェットの病院 第一次大戦下、女性の地位向上のための戦い

ウェンディ・ムーア

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622097488
ISBN 10 : 4622097486
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第一次大戦下、サフラジェット(戦闘的女性参政権運動家)たち女性ばかりで運営される「ロンドン最高の病院」があった。二人の女医・ルイザとフローラは、大戦の勃発を女性の能力を示す好機と捉え、女性医療部隊を組織してフランスに渡る。やがて二人は英国陸軍からロンドンで病院を運営するよう要請され――。膨大な資料にあたり、いくつもの視点から女性史を捉え直す傑作ノンフィクション。

【著者紹介】
ウェンディ・ムーア : 1958‐。医療問題・医療史・社会史を専門とするジャーナリスト・作家。ガーディアン紙やタイムズ紙などの一般紙のみならず、ランセット誌やBMJ誌といった医学専門誌にも寄稿している。The Knife Manが英国医学ジャーナリスト協会のConsumer Book Awardを受賞するなど、いずれも高い評価を得ている

勝田さよ : 翻訳者。大阪市立大学文学部史学科卒業。医学・医療機器分野の実務翻訳に20年以上従事し、現在は医療ノンフィクション書籍の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かしこ

    1900年代女性医師を雇う大病院はほとんどなかった。子供の病院くらい。 第一次世界大戦、2人の女性医師が女性スタッフを率いてフランスに渡りクラリッジホテルを臨時病院として負傷者を受け入れる。2人とも成人男性を診るのは初めて。戦争での負傷を見るのも初めて。初めは戸惑っていたが、慣れてどんどん治療できるようになる。スタッフの女性は裕福な中上流階級ばかり。 女を嫌がっていた軍も人手不足から英国で女性スタッフだけの病院を開設させる。ポリシーは必要に取って代わられるけど…待遇は男性並みじゃないのが狡い

  • Go Extreme

    フローラ・マレーとルイザ・ギャレット・アンダーソンーサフラジェット運動を通じ親しく→小児病院共同設立 ロンドン・ハローロードに病院開設 「言葉ではなく行動を」のモットー 開設から18か月で7000人以上の患者治療し 他の医師の仕事や運動にも参加 1914年・共同生活→私生活でもパートナー 第一次世界大戦で戦傷者の治療に従事・病院は多忙を極める 女性医師の貢献が評価→ロンドン有数の病院としての名声 戦時中・女性医師の活動が新たな機会均等の象徴→社会的地位向上 参政権運動と結びつき→上流階級女性が重労働に従事

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