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ISBN 10 : 4800591503
Content Description
私たちは不確実性に出会うと、そこから逃げ、もっと確かで安定した根拠を求めたくなる。その結果、明確さを求めていずれかの選択肢を選ぶ欲求に駆られる。しかしそれは、多くの混乱を伴ういばらの道である。競合する要求を成り立たせ、新たなアプローチを見つけるにはどうしたらよいのか。考え方を転換すると、創造力に富み、効果的で、持続可能な解決策を可能にする「両立思考」の糸口が見えてくる。
目次 : 第1部 パラドックスがもつ可能性と危険性(緊張関係を体感する―なぜいまパラドックスなのか/ 悪循環にとらわれる―ウサギの穴、解体用剛球、塹壕戦)/ 第2部 パラドックス・マネジメントのABCDシステム(ABCDシステムで好循環を実現する―ラバ型と綱渡り型/ 両立の前提への転換 A(アサンプション)―パラドックス・マインドセットへ/ 境界を作って緊張関係を包み込む B(バウンダリー)―不確かさを乗りこなすための構造/ 不快のなかに心地よさを見つける C(コンフォート)―緊張関係を受け入れる感情/ 動態性を備え、緊張関係を解き放つ D(ダイナミクス)―溝を回避する変化)/ 第3部 両立思考の実践(個人の意思決定―留まるべきか、進むべきか/ 対人関係―拡大する分断を修復する/ 組織リーダーシップ―持続可能なインパクトを実現する)
【著者紹介】
ウェンディ・スミス : デラウェア大学アルフレッド・レーナー・カレッジ・オブ・ビジネス・アンド・エコノミクスの経営学教授で、同大学の女性リーダーシップ・イニシアティブのファカルティ・ディレクターを務めている。ハーバード大学で戦略的パラドックスの集中的研究に着手した。特定の研究分野において引用数の上位1パーセントに入ったことを示す、オンライン学術データベースWeb of Scienceの高引用論文著者賞を受賞したほか、Academy of Management Review誌では過去10年間に最も引用された論文著者としてディケード賞を受賞した。また、ハーバード大学、ペンシルベニア大学ウォートン・スクールでも教鞭をとりながら、対人ダイナミクス、チームパフォーマンス、組織変化、イノベーションの問題への対応を支援している。夫、3人の子供、犬とー緒にペンシルベニア州に住んでいる
マリアンヌ・ルイス : シンシナティ大学リンドナー・カレッジ・オブ・ビジネスの経営学教授であり、研究科長を務めている。以前にはロンドン大学シティ校キャス・ビジネススクール(現ベイズ・ビジネススクール)の研究科長を務めた。製品開発や組織変化から、ガバナンスやキャリア開発に至るまで、さまざまな文脈におけるパラドックスマネジメントを研究し、組織パラドックスのソートリーダーとして、リーダーシップとイノベーションをめぐる緊張関係や競合する要求を探究している。この専門分野における最も引用数の多い研究者のひとりと認識されており、Academy of Management Review誌の年間最優秀論文賞、ディケード賞を受賞している。また、Harvard Business Review、Academy of Management Journal、Organization Scienceなどの論文誌にも寄稿している。シンシナティの自宅を拠点にし、3人の子供と2人の孫と楽しく過ごしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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あつお
読了日:2024/10/04
__k
読了日:2024/05/28
Dヨッシー
読了日:2023/12/17
tiki
読了日:2024/12/31
きゃしー
読了日:2024/05/12
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