Books

ゴビ砂漠からの脱出-私の中国 / アメリカ物語

ウェイジャン・シャン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784322135602
ISBN 10 : 4322135609
Format
Books
Release Date
July/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ゴビ砂漠の農業労働者からウォートン校のプロフェッサーとなり、アジア有数の投資会社の会長兼CEOとなった著者が見た文化大革命下の中国、冷戦終結前後のアメリカの姿とは?

目次 : 人がもたらした飢饉/ 切り上げられた学校生活/ 革命の嵐/ 天下大乱/ ゴビ砂漠への下放/ ジャガイモを掘る/ 迫り来る戦争/ 地球を修理する/ 凍った湖との闘い/ いちばん長かった夜/ 忘れられない映画の夜/ 裸足の医者/ 古代のやり方でレンガづくり/ 毛への請願書/ 豚は飛ばない/ 空の半分/ 砂漠で見た大学への夢/ 革命の最後のあがき/ ローマへの道/ 旧金山(サンフランシスコ)/ バークレー人民共和国/ アイビー・リーグのプロフェッサー

【著者紹介】
ウェイジャン・シャン : 単偉建。1953年、山東省生まれ。小学校卒業後、正式な中等教育を受けないまま、ゴビ砂漠での農業労働に従事した後、北京対外貿易学院(現在、対外経済貿易大学)で英語を学ぶ。同学院で教員を務め、サンフランシスコ大学で経営学修士(MBA)、カリフォルニア大学バークレー校で修士(MA)と博士(PhD)を取得。ペンシルベニア大学ウォートン校のプロフェッサー、JPモルガンのマネージング・ディレクターを歴任し、サンフランシスコを本拠とするプライベート・エクイティ会社TPGのパートナー、かつTPGアジア(旧名ニューブリッジ・キャピタル)の共同マネージング・パートナーを務め、韓国第一銀行と深〓発展銀行の買収などいくつもの記念碑的な案件を主導的に手掛けた。現在、プライベート・エクイティ会社PAGの会長兼最高経営責任者(CEO)

米山徹幸 : 1978年慶應義塾大学大学院文学研究科修了。大和証券(国際本部)に入社後、各国の政府機関や企業の資金調達、資産運用のビジネスに従事。大和インベスター・リレーションズ、大和総研・経営戦略研究所を経て、2010年より埼玉学園大学大学院教授。2017年から同客員教授(現任)。全米IR協会(NIRI)会員、政策科学学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • BLACK無糖好き

    原著は2019年刊。著者は世界最大級の投資会社PAGのCEO。文化大革命で15歳の時に内モンゴルのゴビ砂漠に下放され生産建設兵団での農作業など重労働に従事しながらも、紆余曲折を経てアメリカの大学で博士号を取り、その後金融ビジネスの世界へ転身するまでの半生を綴った回想記。毛沢東時代の混乱からケ小平の改革開放へ、この時代背景も大きく影響している。ゴビ砂漠の厳しい自然環境。博士課程の指導教授が今のイエレン財務長官。読み物としての圧倒的な面白さ。エピローグで再びゴビ砂漠を訪れる著者が目にした風景描写。泣ける。

  • 鬼山とんぼ

    現代のわらしべ長者といえる、中国でも最上級の立身出世をした人物の回顧録。1953年に北京の下級官吏の子に生まれた著者は16歳で文化大革命により下放、それも甚だしいへき地のゴビ砂漠に送られたが、持ち前の頭脳と忍耐力、誠実さにより狭い穴を潜り抜け米国留学の幸運をつかみ取り、米国でも人に恵まれ学生から教師、銀行員、運用会社役員と、出世階段を昇っていった。合理性を無視した毛沢東時代の暗黒と、先の見えない現実に悩みつつも、何とか脱出するという夢を忘れなかった陽気な『巌窟王』の物語。時間は掛かったが、読めて満足した。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items