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マリー・アントワネットの髪結い 素顔の王妃を見た男

ウィル・バショア

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562053667
ISBN 10 : 4562053666
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

高くそびえる奇抜な髪形を考案、あふれる才能と天才的な技術を持ち、王妃が終生信頼を寄せた髪結い、レオナール・オーティエが見た激動の時代。日常生活、ファッション、人間関係、革命、逃亡事件、その後の混乱…彼の回顧録を精査しながら再構成。間近にいた者のみが知りえた王妃の真実の姿。

目次 : 第1部 熱狂(魔術師レオナール/ デュ・バリー夫人/ マリー・アントワネット/ 王妃とその民をとりこにする/ 「プーフ・サンティマンタル」)/ 第2部 王妃の腹心(髪結いの噂話/ 王妃の気性/ テアトル・ド・ムッシュー)/ 第3部 革命の暗雲(運命の宴/ 王室一家の逃亡/ もうひとりのレオナール/ 運命の伝言/ 亡命先のレオナール)/ 第4部 生きのびるための戦い(悲しい出来事/ 今は亡き王妃/ レオナール、ふたたび櫛をとる妃/ 十六年後/ レオナール最後の策略)

【著者紹介】
ウィル・バショア : フランクリン大学教授。オハイオ大学で仏語の学士号と仏文学の修士号を、アメリカン・グラデュエート・スクール・イン・パリで国際関係研究の博士号を取得。2013年にはフランス史研究学会会員として、国王一家の逃亡未遂事件におけるレオナール・オーティエの政治的役割について発表した

阿部寿美代 : 翻訳家。早稲田大学第一文学部、フランス・リヨン第二大学卒業。NHK国際部記者を経て、1998年に『ゆりかごの死―乳幼児突然死症候群(SIDS)の光と影』(新潮社)で第29回大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 星落秋風五丈原

    未来を予測していたわけではないだろうが、レオナールはアントワネットに自身が流行の発信者となることを進言し、髪結いの学校を設立する。卒業した生徒達が新たな顧客を得ることで、自身のデザインを広める事ができるわけで、企業家としても優れていた。そこまでならサクセスストーリーなのだが、周知の通りその先にはフランス革命がある。窮地に陥ったフランス国王夫妻を救うため、何とレオナールはイギリスに渡ったり先に亡命した王弟達を援助したりとスパイまがいの事までやってのける。とはいえ、どこまで本当かわからないという難点もある。

  • あんこ

    レオナールの波乱万丈っぷりが凄すぎる。一介の髪結いが王妃の髪結いへ。商才もあったそうで、自分の学校を作り、弟子達に自分のデザインを広めさせたり。なんでもマリーアントワネットの髪色や額の形が当時の流行のものでなかったので、むしろ流行を作り出すようにと進言し、実際に新しい髪形をどんどん世に送り出したところは、もうちょっと絵や説明が欲しかった。しかし、革命で状況は一変。スパイ活動や資金工作の道へ。彼に頼むしかなかった王家も悲しいし、忠誠心と貴族になりたい一心で王党派と活動するレオナールも報われなさ過ぎて悲しい。

  • Mana

    マリー・アントワネットのお気に入りの髪結いレオナールの話。宮廷画家、モード大臣、首席侍女と回想録を書いているけどこの人も書いていたみたいで、この時代って回想録を書く人が多かったの?ファッションの絡みで以前ローズベルタンの本を読んだときのエピソードも出てくる。上にあげた人たちと違い、レオナールは亡命政権と行動を共にしたので、そこらへんのエピソードが新鮮だった。

  • ls529

    作者は、この髪結い(レオナール)が嫌いなのか、鼻につくと思っているのか。文面からそういった感情が垣間見えるように思え、読み進めるのに時間がかかった。内容としては、アントワネットの話を違った視点から読めて良かったと思う。

  • takao

    ふむ

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