家族のためのユマニチュード “その人らしさ”を取り戻す、優しい認知症ケア

イヴ ジネスト

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784416518731
ISBN 10 : 4416518730
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
133p;21

内容詳細

認知症の方の人間らしさを尊重するケア技法「ユマニチュード」はNHKのTV番組でも多く取り上げられ話題になりましたが、一般の人がいざ家庭で実践しようとすると、わからないことや、うまくいかないことも多くあります。本書では、ユマニチュードの基本的な考え方や、家庭内で誰もが実践できる技術を、平易な文章とたくさんのイラストによる図解でわかりやすく紹介します。

「見る」「話す」「触れる」「立つ」
4つの柱で優しさが伝わる。
家族の介護にも応用できる「魔法のような」ケア技法をふんだんなイラスト図解で解説した入門書。



介護のことで不安になっている人、
すっかり介護に疲れている人、
たった1ページを読むだけで、
「よし!」と元気が回復する本です。
ー阿川佐和子

【著者紹介】
イヴ・ジネスト : ジネスト‐マレスコッティ研究所長。トゥールーズ大学卒業。体育学の教師で、1979年にフランス国民教育・高等教育・研究省から病院職員教育担当者として派遣され、病院職員の腰痛対策に取り組んだことを契機に、看護・介護の分野に関わることとなった

ロゼット・マレスコッティ : ジネスト‐マレスコッティ研究所副所長。SASユマニチュード代表。リモージュ大学卒業。体育学の教師で、1979年にフランス国民教育・高等教育・研究省から病院職員教育担当者として派遣され、病院職員の腰痛対策に取り組んだことを契機に、看護・介護の分野に関わることとなった

本田美和子 : 国立病院機構東京医療センター総合内科医長/医療経営情報・高齢者ケア研究室長。1993年筑波大学医学専門学群卒業。内科医。国立東京第二病院にテ初期研修後、亀田総合病院等を経て米国トマス・ジェファソン大学内科、コーネル大学老年医学科でトレーニングを受ける。その後、国立国際医療研究センターエイズ治療・研究開発センターを経て2011年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 瀧ながれ さん

    Kindleにて。認知症のご利用者様へどのような態度をとればいいのか、具体的にわかりやすく解説してくれる本。声をかけるたびに驚かれてしまう女性がいて、どう話しかけたらいいのか考えていたので、いいヒントをもらいました、ノックを試してみます。いっぺんにあれもこれもは無理ですが、いろんな人にちょっとずつ実行したいです。メモしとこ。

  • hitomi さん

    夫が読んでいて、勉強になりそうと思ったので。認知症の家族を介護する際に役に立つ情報が、イラストと共にわかりやすく説明されています。まずは相手を人として尊重し良い関係を結ぶこと、そしてその人が持っている力を奪わないことが大切。認知症の人の特徴やその対応の仕方が参考になりました(知識として頭にあっても実践するのは難しいこともありますが…)。暴言や不安感、意欲低下などは認知症の中核症状(記憶障害、判断力低下など)によって引き起こされているそうなので、本人が安心できる環境をつくるように努めたいと思います。

  • ソバージュ さん

    ユマニチュードとは「人間らしさを取り戻す」という意のフランス語の造語でケアの技法のこと。介護は相手と良い関係を結び、その人の持っている能力を奪わないこと。コロナで家族との時間が増え良かったと思っていたが、全て私がやってしまい反って能力を奪ってしまったか(汗) イラついたり随分間違った対応をしていたようで大いに反省した。 ☆1日に20分程度立つ時間を持てば寝たきりにはならないそう。

  • とみやん📖 さん

    大きな字とイラストが多いのでスラスラ読める。それと装丁と全体のカラーリングが美しく、読んでいて心地がよい。 なかなかすぐには実践できないとは思うが、ユマニチュードの理念や技術を理解することはできた。 見る、話す、触れる、立つ。 介護の現場で、認知症によりコミュニケーションが取れなくなった人に対し、人間として尊重し、優しく接することができたら、どんなにか素敵な社会になるだろう。とても共感した。

  • Monsieur M. さん

    フランスで提唱されている認知症ケアの思想と技術をわかりやすく解説した本。「あなたを大切に思っている」ことを伝え、見て、触れる、話す。 自分が子供であったときの姿を忘れられないだけに、親の衰えを冷静に受け入れるのは難しい。しかし自分もいずれは……。 巷では「人生100年時代」などというスローガンが唱えられているが、100歳まで現役でいられることなど、奇跡のようなこと。寿命が延びても不健康寿命も同時に延びており、「長寿リスク」などというおそろしい言葉もよく聞く。生きている限り自立していられることを目指したい。

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