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「親しい関係からなぜか離れたい」がなくなる本 喪失や悲しみから心を守る「自己防衛の戦略」の功罪 ディスカヴァー携書

イルセ・サン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784799328132
ISBN 10 : 4799328131
Format
Books
Release Date
December/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

“手の届かない人ばかり好きになる”“無意識に相手の欠点を探し続ける”“いつも冷淡な相手ばかり選んでしまう”“子どもをかわいいと思えない”「愛着障害」かもしれない繊細な人のための原因と対策。

目次 : 第1章 自己防衛の戦略とはどのようなものか/ 第2章 自己防衛の戦略を無意識にとるとき、問題が起こる/ 第3章 喪失の悲しみを恐れて愛に満ちた関係を避ける人たち/ 第4章 愛情に満ちた人生への扉を閉ざしてしまう不幸なパターン/ 第5章 親を理想化することの危険/ 第6章 感情を完全に意識する/ 第7章 不適切な自己防衛の戦略をとり除く/ 第8章 本来の自分に戻る

【著者紹介】
イルセ・サン : 心理療法士。デンマークのオーフス大学で神学を学び、C.G.ユングとキルケゴールに関する修士論文を執筆。また、いくつかの心理療法的アプローチの訓練を受けており、デンマークの心理療法協会の会員でもある。数年間、デンマーク国教会の教区司祭を務め、現在はスーパーバイザー、トレーナー、講演者、セラピストとして活動している

枇谷玲子 : 1980年、富山県生まれ。2003年、デンマーク教育大学児童文学センターに留学(学位未取得)。2005年、大阪外国語大学卒業。北欧の書籍の翻訳紹介に注力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ニッポニア

    愛着障害、という防衛戦略。人間、不思議ですね。けれど、何と無くわかりますね、遭遇したら、その本能の戦略を前向きに捉えて、向き合いたい。以下メモ。自己防衛のほとんどは、幼少期の早い段階で取られるようになる。寄り添う存在により立ち直る。避けてきた悲しみを抱えたまま生きる人は、あたらしい悲しみに対する恐怖を感じやすくなる。完璧な両親などいない。自分が影響力を持たないことに対し、罪悪感を持つ必要はない。危機は次のステップに到達した証。日々発展するために。

  • あつお

    無意味な自己防衛を終わらせる本。 悲惨な環境にあると、自らを守るために自己防衛的、回避的な行動を取る。そんな行動に気付き修正するための本書の主な内容は、@愛の回避、A親の理想化、B感情への集中。愛されない幼少期を送ると、満たされない自分を正当化し、傷付くのを恐れて愛のある関係を避けようとする。Aそれは幼少期から続く。不安定な親の愛を求めるものの、満たされない。そんな関係でも、子供は親を理想化しようとする。Bそんな歪んだ思考に気付くのが、安定したメンタルへの第一歩。まずは歪んだ思考を冷静に見つめる。

  • 有機物ちゃん

    幼少期に悲しみや喪失を避けるために内的自己防衛、対人自己防衛の戦略が必要だったのを、大人になっても傷つくのを恐れて子供時代の戦略が人格の一部となり繰り返してしまうという事だった。ACだったり、人間関係の理想はあるのに自分から遠ざけてしまうって人は心が少し軽くなるんじゃないかなぁ。この手の翻訳本は2冊目だけど、表現の仕方が回りくどくて私にはちょっと合わなかったかも…内省の助けになるとてもいい内容だと思うんですけど…文章が読みにくくてしっくり来ない…ただ私が翻訳本の言い回しが苦手なだけなのかもしれない。

  • モンジャ

    オーディオブック。子供の時に役に立った防衛戦略が大人になった時に邪魔をするかもしれないよ、というお話。大人で何か上手くいっていない事があれば、もしかしたら子供の時の防衛戦略が影響してるかもしれない、とも取れるのかもしれません。

  • かなかな

    2024年10月4日(金)audiobook。再読。 『「親しい関係からなぜか離れたい」がなくなる本 喪失や悲しみから心を守る「自己防衛の戦略」の功罪 (ディスカヴァー携書)』 ACの自己確知はそれだけで負担ですのでご自身のペースで。誰しも発展途上です。

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