基本情報
内容詳細
世界はかくも多様で、きらめく文化に溢れていた―一三二五年、若きイブン・バットゥータはメッカへの巡礼へ旅立った。途上の町で出会った長老の不思議な予言に導かれ、アフリカ、東ヨーロッパ、中東、インド、東南アジア、中国へと足かけ三〇年、生涯を旅に生きる。一四世紀イスラム・ユーラシア圏の多彩な世界を俯瞰する、新奇と旅の脅威に満ちた紀行文学の白眉。
目次 : ナビゲーション 快適と危険に耽溺する空前絶後の旅行記(高野秀行)/ 前篇(ナイルの水は甘し/ イエスのふるさと/ アラビヤの聖都/ シーラーズの緑園/ バグダードは荒れたり/ 真珠わくペルシャの海/ アナドル高原の王者ら/ キプチャック大草原/ サマルカンドの星のもと)/ 後篇(黄金と死の都/ 功名は浮雲のごとく/ 危難をかさねて/ わたつみの女王国/ 南海より黄河の国へ/ 柘榴みのるアンダルシヤ/ サハラの奥地へ/ むすび)
【著者紹介】
イブン・バットゥータ : 1304‐1377。アラビヤの旅行家。北部モロッコに生まれ、22歳の時に聖地メッカの巡礼を志して故郷を離れ、以後、足かけ30年間にわたり、アフリカ・西アジア、南ロシヤ・バルカン半島・中央アジア・インド・スマトラ・中国・スペイン・サハラ砂漠など文字通り三大陸を旅行。この間、滞在地で法官に任ぜられるなど高い教養の持ち主でもあった
前嶋信次 : 1903‐1983。1903年山梨県に生まれる。東大文学部東洋史学科を卒業。大学では藤田豊八教授の下で、アラブ族の中央アジア征服史を研究。1928年藤田博士に従って渡台、台北大助手となる。1940年満鉄東亜経済局に入り、厖大なイスラム文献を自由にする機会を得た。1950年以後は慶應大学に勤務。同大学語学研究所を経て文学部教授となり、同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
イブン・バットゥータ
1304‐1377。アラビヤの旅行家。北部モロッコに生まれ、22歳の時に聖地メッカの巡礼を志して故郷を離れ、以後、足かけ30年間にわたり、アフリカ・西アジア、南ロシヤ・バルカン半島・中央アジア・インド・スマトラ・中国・スペイン・サハラ砂漠など文字通り三大陸を旅行。この間、滞在地で法官に任ぜられるなど
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