イアン・タッターソル

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ヒトの起源を探して 言語能力と認知能力が現代人類を誕生させた

イアン・タッターソル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562053421
ISBN 10 : 4562053429
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

古人類学界の泰斗がときあかす人類の進化700万年の過程。複雑な遺伝子の偶然の副産物として獲得された認知能力が、ホモ・サピエンスを生き残らせた。遺伝学、言語学、認知心理学などの研究成果も取り入れ、進化の謎に迫る!

目次 : ヒトの太古の起源/ 二足歩行の類人猿の繁栄/ 初期のヒト科の生活様式と内面世界/ 多様なアウストラロピテクス類/ 闊歩するヒト/ サバンナの生活/ アフリカを出て、舞い戻る/ 世界に広がった最初のヒト/ 氷河時代と最初のヨーロッパ人/ ネアンデルタール人とはだれなのか?/ 新旧の人類/ 謎に満ちた出現/ 象徴化行動の起源/ 初めに言葉ありき

【著者紹介】
イアン・タッターソル : アメリカ自然史博物館人類学部門名誉学芸員。ケンブリッジ大学で考古学と人類学、イェール大学で地質学と脊椎動物の古生物学を学び、これまでにマダガスカル、ベトナムなどの世界各国で霊長類学と古生物学の調査を実施。ヒトの化石や進化、認知機能の起源、マダガスカルのキツネザルの生態研究を主な研究テーマとする

河合信和 : 1947年、千葉県生まれ。1971年、北海道大学卒業。同年、朝日新聞社入社。2007年、定年退職。進化人類学を主な専門とする科学ジャーナリスト。旧石器考古学や民族学、生物学全般にも関心を持つ

大槻敦子 : 慶應義塾大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • zoe

    骨や歯を分析すれば、食べたものや年代がわかる。年代測定法が新しくなることで、議論が変わる。遺伝子をつってこられるようになって、議論も深まる。行ったり来たりの痕跡もある。言葉の拡散について、構成音を分析するという発想は面白いと感じました。広がるにしたがって、減っていく。多様性の高い、アフリカが起源と分析される。

  • izw

    年末から読んでいたが、漸く読み終えた。現代の人類ホモ・サピエンスが出現するまで、多数のヒト科の種が生まれ、滅亡していったことを最新の古人類学の研究成果を紹介しながら考察している。古人類学の研究スピードも速くなっているようで、解説によると原書の出版後今年までにいくつもの新発見、新説が出ているという。知性が発達するきっかけが象徴化の能力であり、作業記憶、言語能力により、認知能力が発達した。言語能力誕生前の状態は想像しにくいが、言語能力獲得前の子どものコミュニケーション方法が参考になるというのも面白い。

  • 元気伊勢子

    ロマンを感じた。そして、自分の視野の狭さを痛感した。今の人間になるまでに途方もない年月をかけていたことを思うと今、生きていることに感謝することだな。あとは、命って何で奥深いのだろうと思った。

  • takao

    ヒトの系統がいろいろと検討されている。

  • ゆずこまめ

    古代の言語がそのまま残るわけもないのでなかなか研究も難しいだろうけど、もっと色々なことがわかるようになったら面白い。

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