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儀礼としての相互行為 新装版 対面行動の社会学 叢書・ウニベルシタス

Erving Goffman

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784588099519
ISBN 10 : 4588099515
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第1章 面目‐行為―社会的相互行為における儀礼的要素について/ 第2章 敬意表現と品行の性質/ 第3章 当惑と社会的組織/ 第4章 相互作用からの心的離反/ 第5章 精神的症候と公序良俗/ 第6章 アクションのあるところ

【著者紹介】
アーヴィング・ゴッフマン : 1922‐83。現代アメリカの代表的な社会学者。カナダに生まれ、トロント大学卒業後アメリカに移住。シカゴ大学大学院(社会学専攻)に進み、W.L.ウォーナーに師事。49年同大学で修士号を取得し、同年より51年までエディンバラ大学の社会人類学科に籍を置き、シェトランド諸島のフィールド・ワークに従事。53年にその成果をまとめた論文でシカゴ大学より博士号を受ける。54年より57年まで合衆国国立精神衛生研究所の研究員として研究のかたわら、精神病患者の参与観察を行なう

浅野敏夫 : 1947年に生まれる。茨城大学文理学部英文学科卒業。茨城キリスト教大学教授。現代アメリカ文学専攻。2012年4月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • coaf

    相変わらず難しいが、ゴッフマンの口調に慣れてきたので、割合すらすら読めるようになってきた。2012年に発刊された新版ということで、今まで読んでいた誠信書房のに比べて文字は大きいしフォントも読みやすい。格調高さはトレードオフか。誠信書房のはとにかく古臭いし堅苦しかった。

  • 風太郎

    日常の相互行為、例えば、会話とか何気ない仕草、挑戦、そんな行動が、緻密な秩序となっていて、人と人との関係を形作っているということ述べている本です。言われてみると当たり前のような気もするのですが、そうした行動が脳に働きかける情報は、実はとんでもなく大量で、人はそれを意識下あるいは無意識下で処理しているわけです。なんというか、人ってこんなすごいことをしてたのかと思わされました。あと自分は人付き合いが苦手なほうなのですが、行為が自分や人に与える影響を、考え直すきっかけにもなりそうです。

  • よく読む

    当たり前のことを言ってるような気がして、ざっと読み。最初の100頁は儀礼的な行為について書かれ、おもしろかった。自分が相手をどう思っているか、見なしているか示す行為がある。相手に好意があると示す呈示儀礼、相手距離を保つ回避儀礼などがある。また、互いが共通の話題や関心を探そうとしていることを「出会い」や「参加」と呼ぶのは、よい考え方だと思った。また、精神病患者は、その場にいる人々を結びつけるために編成された社会的組織のコミュニケーションのルールや指針に対して違反する。これが公共秩序というものだ。

  • 前田まさき|採用プロデューサー

    日常生活における何気ない相互行為の数々を、「儀礼」をキーワードに掬いあげていく。新訳版とはいえ、難解。わかるようで、わからなかった。少なくとも自分は、この一冊でゴッフマンのすごさおもしろさを体感できたとは言い難い。解説書などでの補完が必要か。

  • kosukenouchi

    コミュニケーションに於ける秩序(=儀礼)に注目しつつ、自己や他者の認識が行為や言動、感情の表出を通しておこなわれることを述べている。日常の些細な行為が社会的な意味合いを持っていることを論じた点で、エスノメソドロジーとの関連性があるとも言える。第6章は約半分を占めるほどの分量で、賭けを切り口にした分析となっており、日常に焦点を当てた前半とは対照的。この章の結論部に表れる「代理経験」はとても興味深い概念。全体として難解かつ冗長であり、分析に用いる観念は恣意的であり、読んでいて振り回される。

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