アーネスト シャクルトン

Individuals/organizations Page

Books

エンデュアランス号漂流記

アーネスト シャクルトン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122042254
ISBN 10 : 4122042259
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2003
Japan

Content Description

初の南極大陸横断を企てた英国のシャクルトン隊長みずからによる探検記。壮図なかばにして船を氷に砕かれ遭難するも、氷海に投げ出されて孤立無援となった探検隊を率い、全員が奇跡の生還を果たすまでを描く。シャクルトンのリーダーシップと隊員の団結心、深い友情と信義、大自然との死闘、そして彼らの不撓不屈の精神…数ある南極探検のなかでも傑出した冒険記として読み継がれてきた、感動の記録。

目次 : ウエッデル海のなかへ/ エンデュアランス号を失う/ 氷からの脱出/ ジェームズ・ケアード号の航海/ 南ジョージア島を横断して/ 救出作業/ エレファント島の生活

【著者紹介】
アーネスト・シャクルトン : 英国の極地探検家。1874年生まれ。1901年予備海軍中尉に任ぜられ、同年スコット大佐のディスカバリー号南極探検に参加。1908年極点へ120キロ余りに迫り、前人未到の新記録をたてたが、飢餓と猛雪で引き返す。その功績でナイトの名誉称号を受ける。ついで本書にある南極探検を経て、第一次大戦には陸軍少佐として参加。戦後クエスト号による南極遠征の途についたが、1922年1月5日、南ジョージア島で心臓病により急逝する

木村義昌 : 1913年佐賀県生まれ。拓殖大学山岳部員として北千島アライト山に登山。日本極地研究会創設に加わる。戦後は白瀬南極探検隊記念館参与を務める。1998年没

谷口善也 : 1913年愛知県生まれ。拓殖大学山岳部チーフリーダーを務めるかたわら、日本極地研究会創設に加わる。元日本学術会議南極特別委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 100

    南極探検に向かう途中、氷海に船を奪わられながらも生還した冒険の記録。摘訳によるところもあるみたいだか、全体的に記述が簡潔で、トラブルに迅速に対処した印象が残る。また、極寒の極致での困難について必要以上に強調されない点や隊員からも慕われていた事などがシャクルトンの再評価に繋がったものと思う。 放浪の末、帰還の直前に1年以上顔も洗わず着替えもしていない身なりを少しでも整えようとする様が微笑ましい。

  • アキ

    南極の写真集を眺めながら読んだ。アーネスト・シャクルトンは経験豊富な隊長。南極大陸横断目的にエンデュアランス号でウエッデル海に乗り出すが、氷圧で破砕され、過ごした浮氷も割れる。なんとか島に上陸し、ボートで救助を求めに向かう。極限状態で人間に必要なのは食物と避難場所。アザラシとペンギンが唯一の食料。氷点下の強烈な風のなか一冬を島で過ごし、全員無事に生還した奇跡的な実話。すぐれたリーダーにとって秩序だった士気と整然たる計画が何より大事。シャクルトンというリーダーの存在とチームの結束が信じられない救出を生んだ。

  • 雲をみるひと

    シャクルトン自身によるエンデュアランス号漂流から生還までの記録。シャクルトンのリーダーシップに対して取り沙汰されるが、リーダーシップ論を読むその前に読んでおきたい一冊。鮮明な記憶に基づく詳細な記録で面白いのですぐに読み切れる。

  • C-biscuit

    古本購入。海難事故の記録であるが、ある意味成功者である。前半は氷に挟まれた船ごと流されるので、読んでいてもあまり大変そうに感じないが、氷が溶け始めると船の沈没や流氷に乗っての移動などドンドン押し寄せる苦難に読み応えを感じる。この本は強いリーダーシップを発揮したシャクルトン隊長の記録であり、現在においても冷静な判断や個人の適性を見抜く力や強い意志等が非常に参考になる。部下の態度からまた自身が勇気づけられるところなどは、日々感じるところである。常に先頭で行動し、この人数を生還させたことはすごいことだと思う。

  • あつ子🐈‍⬛

    #蔦屋書店 #コンシェルジュ文庫 1914年。英国の探検家シャクルトンは、初の南極大陸横断を成し遂げるため出帆するも、遭難。飢えと寒さに苦しみながら、乗組員全員が生還を果たすまでの奮闘を描いた探検記です。 …す、凄いものを読んでしまった。 人は、その野望が道半ばに絶えた時、どのようにして自分を立て直すのだろう。陰鬱な空気に抗い、終わりの見えない闘いをどのようにして闘えばよいのだろうか。想像するだに恐ろしい環境で、シャクルトンの冷静で強靭な精神は輝きを放ちます。 人間の素晴らしさに思いを馳せる一冊です。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items