アーネスト・ヘミングウェイ

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老人と海 新潮文庫

アーネスト・ヘミングウェイ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784102100189
ISBN 10 : 4102100180
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

老漁師は、一人小舟で海に出た。やがて大物が綱にかかるが――。不屈の魂を照射するヘミングウェイの文学的到達点にして永遠の傑作。


【著者紹介】
アーネスト・ヘミングウェイ : 1899‐1961。シカゴ近郊生れ。1918年第1次大戦に赤十字要因として参加、負傷する。’21年より’28年までパリに住み、『われらの時代』『日はまた昇る』『男だけの世界』などを刊行。その後『武器よさらば』、短編「キリマンジャロの雪」などを発表。スペイン内戦、第2次大戦にも従軍記者として参加。’52年『老人と海』を発表、ピューリッツァ賞を受賞。’54年、ノーベル文学賞を受賞。’61年、猟銃で自裁

高見浩 : 東京生れ。出版社勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こーた

    福田恆存訳で数年前に読んだが、新訳であらためて。黙々と魚と格闘する描写ばかりがつづくとおもったら、ずいぶんと印象がちがう。老人、こんなに独りぶつくさと、それも野球(というかディマジオ)の話をしてるんだっけ。相対する魚は獲物であり敵であり、またときには友情にも似た親しみをかんじる仲間であり、サメに襲わて守るべき存在となり、食い尽くされた暁には観念としての魚だけが残る。くっついたり離れたり、顕れたかとおもうと、やっぱりただの魚だったり。三島由紀夫『金閣寺』における金閣と、どこかつうじるものをかんじた。

  • 美紀ちゃん

    すごい戦いだった。見たこともない大きな魚をたった1人で長い時間をかけて釣り上げるその描写が、すごい。ジリジリと我慢くらべのような時間が流れて、いっ時も気を許さずに、ずっとロープに力をこめている老人。すごい耐久力勝負。読み手のこちらも、力が入ってしまい息切れしそうだった。大きな魚を釣り上げてからも試練は続く。その血の匂いを嗅ぎつけ集まってくるサメとの戦い。経験値の高さ、前向きな考え方など、老人を尊敬する。いやぁ、私にも力が入ってしまい、なんだこの読書体験は!と、本当に驚いた。疲労感ハンパない。さすが名作。

  • ノンケ女医長

    老人は、たった独りで海に漁へ出かけ、とんでもない大きさの魚に遭遇する。老人が格闘した相手は、大魚と己の心身だった。勇戦は数日間に及び、衰弱する。それでも老人は体を奮起させ、一人よく敢闘する。悲鳴を上げる自分の体に向き合い、嘆き、そして称える描写がとても力強い。星空を観ながらの帰路にも、思わぬ苦闘が続いた。心魂尽き果てて、小屋に帰り着き、こんこんと眠る老人が目を覚ましたとき。老人は何を思うんだろう。とても素晴らしい読後感で、人生に疲れを感じたときに何度も読み、勇気をもらいたい。

  • やいっち

    自らのフィッシング体験を駆使しての巨大なカジキや鮫たちとの格闘場面は迫力がある。老人の呟きはパートナーたる少年へであり自らへの叱咤なのか。叙述の歯切れの良さに、時にジョイス風な意識の流れ的手法の試みなのかと思える表現が加味され、大海の中での人間ドラマが一層 効果的。ライバルたるフォークナーや親交あったジョイスもだが、メルヴィルの「白鯨」を一瞬 想起しそうになったが、ちょっと野暮な臆測かな。傑作。

  • 森林・米・畑

    物語の最初の方は入り込めなかったが、老人が大魚を求め一人小舟で漕ぎ出し、様々な困難に立ち向かう様子に我が事の様に手に汗握ってしまった。解説を読む限り奥が深い作品のようだが、私には難しい。困難に立ち向かい、諦めない老人の姿に共感した。

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