アーシュラ・K・ル=グウィン

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帰還 ゲド戦記 4 岩波少年文庫

アーシュラ・K・ル=グウィン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784001145915
ISBN 10 : 400114591X
フォーマット
出版社
発行年月
2009年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,398p

内容詳細

魔法の力を使い果たしたゲドは、故郷でテナーと再会する。大やけどを負った少女も加わった共同生活が始まり、それぞれの過去がこだましあう。やがて3人は、領主の館をめぐる陰謀に巻き込まれ…。

【著者紹介】
アーシュラ・K・ル=グウィン : 1929〜。アメリカの作家。カリフォルニア州バークレー生まれ。父は文化人類学者A.L.クローバー、母は『イシ―北米最後の野生インディアン』の著者シオドーラ・クローバー。『闇の左手』をはじめとする大人向けのSF作品でヒューゴー賞、ネビュラ賞など、数々の賞に輝く。「ゲド戦記」シリーズでファン層を飛躍的に広げた。「ゲド戦記」は、始めは三部作だったが、その後長いブランクを経て続編を発表し、読者を驚かせた

清水真砂子 : 1941年、朝鮮生まれ。青山学院女子短期大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ネギっ子gen さん

    再読の素晴らしさも噛みしめながら――。一応3巻で完結したような形になっていたが、前3作は、この名作を書くための壮大な前振りにさえ思える。それくらいの傑作。前回も一読してすぐ好きな作品になったが、こうして今回再読し、時間をかけて熟読すると、前回読み取れなかった(若さ故ということもあるが……)ところで、色々新たな発見があり、作品の素晴らしさを再認識できた。改めて、日頃の飛ばし読みの悪癖を深く反省(とはいえ、静養中というお蔭であり、回復したら、そうはいかないだろうが……)。これからも、折に触れて再読したい。⇒

  • たつや さん

    壮大なスケールなんですね。でも、どこか気が遠くなるような雰囲気がある。あとがきが二つあり、意味がわかる。一度、この4巻で物語は終わるが、また、続編も書いたよということらしい。後半、ゲド、テル―らが暖炉の前で天地創造の歌について話すシーンが暖かく感じ、好きでした。

  • みや さん

    火傷を負う少女と暮らすテナーが、魔法の力を失ったゲドに再会する第四巻。オジオン、テナー、アレンが再登場し、映画に出てきたテルーもいて、オールスターの豪華さに嬉しくなった。だが、これまでとは雰囲気が大分違う。今までの三冊は若者たちの心の揺らぎや成長を丁寧に描いてきたが、今回は歳を重ねたテナーが主役であり、育児に悩むお母さんの物語という感じだった。女、妻、母といったテーマは、私には感情移入がしづらい。テナーとゲドのこういう展開も見たくなかった。ショックは大きいが、残り2巻を最後まで楽しみたい。

  • きょちょ さん

    事件もあるのだが、前の3巻とは異なり全体的に静謐な雰囲気がある作品だった。時間的には3巻目に続く形。2巻目で登場した大巫女のテナーは、ゲドの故郷ゴントで普通の暮らしをする。夫が亡くなり子供も成人した後、強姦され火あぶりにされた女の子を引き取って暮らす。そこへ、3巻目で魔法を使い果たしたゲドが帰ってくるが、彼はまるで抜け殻のようだ。 この巻はファンタジー的要素も少なく、少年少女向けというより、もはや成人向けの作品。前にも書いたが、この本を読んだ少年少女はいったいどんな感想を持つのかが興味津々。 ★★★★

  • まーみーよー さん

    ゲド戦記4。テナーが主役。ファンタジーの要素は冒頭と、最後の竜の場面くらいで、テナーの思考が中心の静的な物語の印象。発表された時代と作者の年齢によるのか、フェミニズムの問題、子供に対する性的虐待、中年以降の大人の恋愛と、テーマが一般的な「少年文庫」向けではなく別の意味で興味深い。出版社としても考えるところがあったのだろう。若い頃の「力」を失った男女が寄り添い、共に暮らしている時に、成人したわがまま息子が帰って来てご飯がでるまで何もせずに待っている。テナーが「子育てを間違えた」と嘆く場面は万国共通かも。

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アーシュラ・K・ル=グウィン

1929年カリフォルニア州生まれ。コロンビア大学などで、ルネサンス期のフランス文学・イタリア文学を専攻。1969年に長篇『闇の左手』でヒューゴー、ネピュラ両賞を受賞し、高い評価を得る

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