アーサー・ベンジャミン・リーヴ

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無音の弾丸 論創海外ミステリ

アーサー・ベンジャミン・リーヴ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846016463
ISBN 10 : 4846016463
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大学教授で探偵のクレイグ・ケネディが科学的知識を駆使して難事件に挑む!表題作「無音の弾丸」を含む短編12編を収録。

【著者紹介】
アーサー・ベンジャミン・リーヴ : 1880年、ニューヨーク州ロングアイランド、パッチョーグ生まれ。プリンストン大学卒。1910年、シリーズ探偵クレイグ・ケネディ教授が活躍する短編を発表。12年に短編集「無音の弾丸」を刊行。この作品が“クイーンの定員”第49席に選出され、探偵小説史に名を残す。36年死去

福井久美子 : 英グラスゴー大学大学院英文学専攻修士課程修了。英会話講師、社内翻訳者を経て、フリーランス翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Shintaro

    本作が出版されたのは第一次大戦前の1912年。アメリカ版シャーロック・ホームズだそうだ。指紋が捜査に用いられるようになるのもサイレンサーが出回り始めたのもこの頃。むしろ僕はシャーロック・ホームズが世界に与えたインパクトの深さを思い知る。つまりバディシステムと科学捜査である。ギミックも古典的なもの。九鬼紫郎も「第一次大戦が終わると科学は進歩し、彼の旧作は古兵器をかかえ、読むに耐えないものとなった」と言う。しかし我々はいまだホームズやクリスティーを読むのはなぜだ。犯罪とは人間にとって普遍的なことだからである。

  • aoi

    この翻訳者のあとがきを読んで、この翻訳者に頭が来た!何をアホな事言っているのかと。何故なら、百年以上も経っているせいでどの道具も今となってはありふれていて目新しさが無いと言ったのだ。自分で書いてて分からなかったのか?と。それだけ今も昔も変わらず、同じ様な事件が繰り返され、百年以上も前に開発された装置で事件を解決してきたのだと。彼がCSIの原点?であり、未だに真似をされているんだということに。

  • 志村真幸

     その名前はミステリ・ファンに広く知られていたが、ほんの数篇しか訳されていなかったクレイグ・ケネディものの、第一短篇集(『The Silent Bullet』1912年)の全訳+αである。  翻訳はとてもよくできている。訳されたことには大きな意義があるだろう。  実際に読んでみると、残念ながら訳されてこなかったのも当然のように感じられる。あまりにも当たり前の内容ばかりで、意外性も驚きも皆無。当時の最先端の科学的知識はもりこまれているのかもしれないが、陳腐化がはなはだしい。  よほどの古典ミステリ好きなら。

  • a.k.a.Jay-V

    いくらでも広げれる話しにもかかわらず、敢えてそうせず、おいしい所でスパっと切ったりして指揮者(今ならDJか?)みたいな作家!拳骨が観てみたいがフィルムが一部しか残ってないそう。残念!

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