アーサー・チャールズ・クラーク

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幼年期の終わり

アーサー・チャールズ・クラーク

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334751449
ISBN 10 : 433475144X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

〈受賞情報〉大学読書人大賞(第1回)

【著者紹介】
アーサー C クラーク : 1917‐。イギリス生まれ。子供のころから熱烈なSFマニアだった。公務員、空軍士官を経て、1946年、短編小説「太陽系最後の日」で作家デビュー。その後『銀河帝国の崩壊』『幼年期の終わり』などの長編作を発表し、科学に関する豊富な知識を駆使したハードな作風でSF界の第一人者となる。スタンリー・キューブリックと一緒に構想した『2001年宇宙の旅』で、その名声は世界的なものに。現在はスリランカ在住

池田真紀子 : 上智大学法学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ehirano1

    宇宙のヒエラルヒーにおける、Overloadという中間管理職の宇宙的苦悩を描いた作品ではないようですwww。本書はSF哲学小説なのか、SFには哲学が内蔵されているものなのか?その逆なのか?実に考えさせられましたが、SFってこんなに面白いんだ!ということを再認識できた作品でした。

  • のっち♬

    異星の知性体により宇宙秩序のために飼育される人類と地球の変貌を哲学的思索を交えて描く。国連事務総長や黒人青年の視点で得体の知れない統治者に迫るミステリー的展開が前半の推進力で、圧倒的な力を前にした人類の対立やユートピアの光景に社会や文明発達への鋭い洞察力が光る。質感が大きく変化する第3部を覆うのは産婆役に徹する石女オーヴァーロードの悠久の悲哀。この視点こそが「目先の快楽」だけを求め続けた人類の向かう先に強い説得力をもたらしている。畏怖すら覚える鮮烈なイメージをもって人類の思い違いに警鐘を鳴らすSFの傑作。

  • まふ

    地球人類の生存時期を幼年期、青年期、晩年期と規定して超マクロの観点から想像したスケールの大きな作品。第1部(幼年期)はオーヴァーロードが姿を見せず、第2部(青年期)で姿を現し、第3部(晩年期)ではオーヴァーロード自身の知らない世界へと展開される、という設定である。一体地球とは、銀河系とは、宇宙とは何ものなのかを突き詰めて考えると、このような「観念的世界」が生まれてくるのだろう。「地球外知的生命体」とはどのような生き物なのか、いつ頃我々人類は彼らに遭遇できるのか、まことに興味深い。G1000。

  • zero1

    もし地球人より進んだ生命体がやってきたら。我々は彼らをどのように受け入れるか?受け入れないか?クラークといえば「2001年」だが、「ジェノサイド」(高野)にも通じるテーマ。日本人なら排除したがるだろう。異質なものに対して排他的だから。結末を【地球人の終わり】と考えている方が意外に多いが、文字通り【進化して次のステージに進んだ】と私は解釈したい。描かれているのはオーバーロード?それとも地球人?この作品を読めば、核兵器の開発競争がいかに愚かなのか分かる。金と情熱は別なところに使うべき。前に読んだ作品を登録。

  • Kajitt22

    いさかいは絶えず、戦争をやめることのできない私達。戦いを逃れた多くの難民を救えず、平和の祭典というオリンピックでさえドーピングにゆれている。人類は、いまだ幼年期を脱していないのかもしれない。この物語の子供たちのように、今の人知を超えた何かに進化できなければ、未来はないのか。地球誕生から46億年、人類が出現して20万年、私たちはいまどこに立っているのかをふと考えさせる読書でした。

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