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雪山書店と愛書家殺し クリスティ書店の事件簿 創元推理文庫

アン・クレア

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488234058
ISBN 10 : 4488234054
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
谷泰子 ,  

Content Description

美しい雪山の書店、ブック・シャレーを切り盛りするエリーと姉のメグは、いとこが始めた結婚仲介業のモニターをしぶしぶ引き受けることになった。本好きと本好きを、本の好みをもとに結びつける――そんな趣向の図書館デートの翌日、火かき棒で殴り殺されたメグのデート相手が発見される。事件前夜、被害者宅を訪ねたメグに疑いの目が注がれるなか、麓の劇場では第二の事件が起き‥‥。手がかりは、現場から消えたクリスティの戯曲『ねずみとり』の脚本? 謎と雪が降り積もる書店を舞台に、人間関係の糸が絡み合う、ミステリシリーズ第二弾!

【著者紹介】
谷泰子 : 和歌山県生まれ。1987年大阪大学文学部卒業

アン・クレア : 2022年、『雪山書店と嘘つきな死体』で小説家デビュー。現在はコロラドに居を構え、飼い猫とともにキッチンの窓から雪山を眺めて暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G

    一作目がわりと好みだったので楽しみにしていたシリーズ。ミステリ好きの憧れをダイレクトに反映させた設定や、街並みの雰囲気などは◎。キャラクターも面白く文章も軽妙でいい。だがしかし、前作同様に、結局主人公は事件を解決しておらず、最後の方で勝手に犯人が馬脚をあらわすだけの展開はやや興ざめ。警察の動きもほとんど描かれず、恋愛要員以外の存在意義が皆無に等しい中で、主人公がほぼゴシップ収集だけで新事実にいち早く当たる様子が連続しすぎるのも微妙。被害者の掘り下げも不足しており、ミステリ面の品質向上を求めたいところ。

  • シリーズ2作目も、ちと好みでなく…。長すぎです>_<3作目は出ても手が出ない。

  • ごへいもち

    冗長であまり面白く思えなかった。ただ二頭立てのロバだかラバだかの名前がエンデバーとモースというのがツボ♫

  • ツバメマン★こち亀読破中

    シリーズ第二弾!コロラド州の高原のスキー・リゾートで「ブックシャレー」を経営するエリーと姉のメグ。2人はいとこが始めた本好きな人だけを集めたというお見合いパーティーに渋々参加。しかしメグとデートした相手が殺されて発見される。容疑者となった姉メグ。そして次々と不可解な出来事が…。今回も後半で書店猫のアガサ・C・クリスティがその名前に負けない働きをみせます。第三弾も楽しみ〜。

  • 練りようかん

    前作を読んだつもりで順序が逆になってしまったシリーズ2作目。愛書家同士の結婚仲介業をはじめたいとこ。クライアントが死に主人公の姉がヤバい立場になるも警察官の薬指をチェックする気勢が可笑しい。他にも赤ちゃん感丸出しの脇役たちに引っ掻き回されるのだが、憎みきれない困った人達に思えるつくりがすてきだなと思った。章タイトルも作品名を織り交ぜオマージュは沢山、特にグランマの協力を“マープルする”と動詞化したのが面白い。犯人がわかると善意主張の偽善で嗚呼クリスティ的世界と叫びたくなり楽しくゾッとした。次はあるかな?

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