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ウクライナ大飢饉 スターリンのホロドモール

アン・アプルボーム

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560091111
ISBN 10 : 4560091110
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現在の戦争と両国関係史の闇の奥、1932年〜33年の飢餓による大量殺害の実態。ソヴィエト化、文化と民族の破壊、記憶の政治運動も詳述。

【著者紹介】
アン・アプルボーム : 1964年生まれ。米国出身の歴史家、ジャーナリスト

三浦元博 : 1950年、滋賀県生まれ。東京外国語大学卒。共同通信社勤務を経て、大妻女子大学社会情報学部に勤務。同大学名誉教授

真壁広道 : 1957年生まれ。一橋大学社会学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • BLACK無糖好き

    原著は2017年刊。著者は米国出身の歴史家で、あの『グラーグ』を書いた人。1932年から1933年にかけて約400万人が餓死したといわれるウクライナ大飢饉について、その前後の経緯も含め詳細に描いている。スターリン政権による過酷な穀物徴発は軌道を逸している。根底にあるのがスターリンのウクライナ民族主義者に対する病的なまでの妄想。本書は、この大飢饉に対するソ連の隠蔽工作、それが明るみになる経緯、またウクライナの人々がこの記憶をどのように継承してきたかについても紙幅を割いていて、読みどころが満載。

  • Go Extreme

    ウクライナ革命・1917年 反乱・1919年 飢饉と休戦・1920年代 二重の危機・1927年〜29年 農業集団化・1930年―農村地方の革命 反乱・1930年 農業集団化の失敗・1931年〜32年 飢饉の決定要因・1932年―徴発、ブラックリスト、国境、ウクライナ化の終焉、捜索と捜索隊 飢餓・1933年―春と夏 生き残り・1933年―春と夏 飢饉直後の時期 隠蔽工作 歴史と記憶のなかのホロドモール ウクライナ問題再考 民俗復興の物語:想像の共同体・国民国家 ホロドモール→民俗復興の物語 集団的記憶・碑史

  • hoven

    題名が『ウクライナ大飢饉』だが本の内容はスターリンのウクライナ政策。それが大飢饉につながっていく。現在の戦争にもつながるロシア人のウクライナ人に対する意識がよくわかる。4月6日読了。本の重さもさることながら、内容も重かった。ただジェノサイドではないらしい。ウクライナから収奪しようとした意図は良く分かった。P482『自らの国のことをあまり気にしないか、あまり知らない人々は自分の国をよりよい場所にしようとなかなか努力しない。市民としての責任を感じない人々は腐敗を止めることにあまり関心を持たない』

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