アンネッテ・ヴァインケ

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ニュルンベルグ裁判 中公新書

アンネッテ・ヴァインケ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121023131
ISBN 10 : 4121023137
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

帝国元帥、総統代理から医師、親衛隊員に至る悪行を明らかにし、「人道に対する罪」など新しい法規定が創られた戦犯裁判の全貌を描く。

【著者紹介】
アンネッテ・ヴァインケ : 1963年生まれ。ゲッティンゲン大学、ベルリン自由大学などで学び、2001年にポツダム大学で博士号取得。シュトゥットガルト大学研究協力員などを経て、10年よりイエナ大学近現代史講座研究助手。この間、外務省の過去に関する独立歴史家委員会の研究協力者などを歴任。研究テーマは人権と国際法の歴史、連合国の非ナチ化政策、東西ドイツにおけるナチ訴追

板橋拓己 : 1978年生まれ。成蹊大学法学部准教授。専攻は国際政治史、ヨーロッパ政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Willie the Wildcat

    勝者の思惑。国際軍事裁判所憲章、平和・人道に対する罪・・・。論拠・証拠・証人の妥当性、あるいは連合国側に同罪適用の可否など、「勝者裁判」との批判にも一理。加えて、被告人選定、判事・弁護士との謁見がない点などの人権問題。国際法の未熟さが、もれなく散見。集団殺害や人体実験など、戦争の勝敗とは別次元での規定と仕組みが必要ではなかろうか。故に、クルップ裁判は転機。止むことのない侵略戦争、内戦、テロ。人種や宗教などの違いを超えた同じ人類として腹に落ちる”何か”があるのではなかろうか、と考えさせられる。

  • James Hayashi

    ナチドイツが犯した平和や人道に対する罪を裁いた戦犯裁判。裁かれたのは政治、経済、軍事の代表者24人(12名絞首刑)+185名。裁判に至るまでの連合各国の思惑など見通せる。 形式として裁判は行われ紳士的であるが、判決ありきという状況はやむを得ないのだろう。それぞれの起訴の理由は見られないが、全体を体系的に読める新書。

  • funuu

    チャーチルの「アウトロー」計画。チャーチルの意見は、ナチ指導部「無法者」であり、「法の保護を剥奪された者たち」であるとし、中世ブリタニアの匪賊のように、形式的な訴訟手続きなど必要ないというものだった。それゆえ、連合国の少将以上の軍人なら誰でも、「第三帝国」の指導者たちについて簡単な身元確認後、その場で銃殺する権利を持つとした。チャーチルは、独伊日の主要戦争犯罪人の50人から100人くらいまで、をこの方法で対処すべきと考えていた。ドイツ占領下てユダヤ人の逮捕に協力したフランス。魑魅魍魎のヨーロッパ!

  • モリータ

    連合国の非ナチ化や東西ドイツのナチ裁判を専門とする著者による、入門書シリーズの翻訳。入門書ゆえ情報量が足りないのは訳者による巻末の推奨文献で今後補充したい。東京裁判と対になると言っても、ニュルンベルクでは国際軍事法廷に加えアメリカ一国による医者や法律家などを対象にした12の継続裁判があり、本書でも後者の紹介に分量が割かれている。民衆の戦後史や過去の克服問題はさらに読んでみないとわからないが、ぱっと読んで恩赦の冷戦下での政治的あり方など、日本との共通点も目につく。教会が影響力を持ったというのも興味深い。

  • fseigojp

    ソ連がカチンの森をナチのせいにしようとしたり、英仏が忘却政策をとるなか、アメリカは世界新秩序のために、あえて無理筋を通したが、ドイツの国防や金融、軍事以外の医療ならびに科学のエリート達は身分保全された

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