Books

おいで、アラスカ! フレーベル館 文学の森

アンナ・ウォルツ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784577048405
ISBN 10 : 457704840X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

子犬のときに飼っていたアラスカが、転校してきたスフェンの介助犬になっていた。それを知ったパーケルは真夜中、スフェンの部屋を訪ね、アラスカを連れ去ろうと計画するが…。

【著者紹介】
アンナ・ウォルツ : 1981年、ロンドンに生まれ、オランダのデン・ハーグで育つ。15歳で学校生活のコラムをフォルクスクラント紙に連載し、注目を集めた。邦訳に『ぼくとテスの秘密の七日間』(第61回青少年読書感想文全国コンクール課題図書)、『100時間の夜』(以上、フレーベル館)。『Gips(ギプス)』(未邦訳)で2016年に金の石筆賞(オランダの児童文学賞)、『おいで、アラスカ!』で2017年、銀の石筆賞を受賞

野坂悦子 : 1959年、東京に生まれる。1985年より5年間ヨーロッパに住み、今はオランダ語・英語・フランス語の子どもの本の翻訳を中心に活動している。2003年、『おじいちゃんわすれないよ』(金の星社)で第50回産経児童出版文化賞大賞を受賞。日本国際児童図書評議会(JBBY)理事、紙芝居文化の会海外統括委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • chiaki

    2021年、高学年夏の課題図書。序盤なかなか読みづらかったが、だんだんと面白くなり結局一気読み。大切な家族の一員だったアラスカを手放した矢先の強盗事件にこの世の絶望を感じているパーケル。てんかんの発作を抱え、誰かの手助けなしには生活出来ずに自暴自棄になっているスフェン。はじめは相容れない2人が、アラスカを通じてやがてお互いを理解し希望を見出すように。みんなそれぞれ、火星に住んでるような生きづらさを抱えながらなんとかやりくりしている。自分だけが…とネガティブになるんじゃなく認め合える心と社会づくりを!

  • たまきら

    読み友さんの感想を読んで。てんかんの発作を起こした人に本屋さんで出会ったとき、最初に周囲の人がしようとしたのが救急車を呼ぶことでしたが、側にいた方が「大丈夫です。3分ほど時間をください」と落ち着いて対応してくれました。確かその後救急車が来たんですが、あの時は知らなかったからなあ…。てんかん発作に対応できる介助犬がいるんだ…!毎日を懸命に生きる少年少女と犬、社会のお話です。素晴らしかった。

  • かさお

    心がジャブジャブ洗われた1冊☺️今日と同じ明日が来るとは限らない。世界は突然終わのかもしれない、電気の紐を引っ張るように。そんな事を身を持って知っている少年と少女。てんかんという難病、心理的トラウマをそれぞれ抱えている。二人の間に居るのが介助犬アラスカ。昔の少女マンガみたいに、出会いは最悪、ある事件に立ち向かう事で距離が縮む。今居る立ち位置を受け入れた上で変わろうとする勇気、若さゆえの長いものには巻かれないみずみずしさ、交互にパートが進み、次どうなるん?と惹きつけられ思いがけず一気読み。素敵な読後感☺️

  • わむう

    第67回青少年読書感想文コンクール高学年の課題図書。転校生のスフェンはてんかん発作を繰り返し起こすため介助犬が守っている。その犬が前に飼っていたアラスカだと気づいたパーケルは覆面を被り、アラスカを取り返しにいくことにする。スフェンはパーケルだと気づかずに自分が悩んでいることを打ち明け、パーケルも家族が抱えている問題について話すようになる。

  • kayo

    2021年高学年対象課題図書。海外作品が苦手な私には児童書でも読みにくかった。不自然な言い回しで話が頭に入ってくるのに時間がかかって、読む勢いがついたのは話が3分の2ほど過ぎた頃。パーケルとスフェンはそれぞれの普通じゃなさの不安から、家や学校での生活がぎこちない。そんな彼らをその不安の正面に立つことを取り持ったのは2人に不可欠な存在の犬のアラスカ。ある事件をきっかけにお互いが助け合うことが出来る存在だと気づく過程はスッキリ爽快。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items