アンドレアス・フェーア

Individuals/organizations Page

Books

咆哮 小学館文庫

アンドレアス・フェーア

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094068030
ISBN 10 : 4094068031
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ドイツ南部ミースバッハ郡の凍てつく湖で、氷の下から十六歳の少女ピアの死体が発見された。第一発見者のクロイトナー上級巡査は自身の手柄を立てようと躍起になるが、地元署に特別捜査班が立ち上がり、ヴァルナー首席警部が指揮を執ることになる。さらに同日の夜、新たな少女の死体が発見される。現場はヴァルナー家の屋根の上。二人に共通するのは、金襴緞子のドレスと口の中に隠された数字入りのバッジだった。容疑者としてピアの学校の教師が逮捕されるが―。二〇一〇年フリードリヒ・グラウザー賞(ドイツ推理作家協会賞)新人賞受賞作、待望の初邦訳!

【著者紹介】
アンドレアス・フェーア : 1958年、ドイツのバイエルン州生まれ。同州の放送メディアで法律関係の職務に携わる傍ら、91年からミステリ・ドラマの脚本家として活躍。2009年に本作で作家デビューし、フリードリヒ・グラウザー賞(ドイツ推理作家協会賞)新人賞を受賞。「ヴァルナー&クロイトナー」シリーズは本国で圧倒的人気を博している

酒寄進一 : 1958年生まれ。ドイツ文学者、翻訳家。和光大学表現学部教授。F・V・シーラッハ『犯罪』で2012年本屋大賞「翻訳小説部門」の第一位受賞。ドイツ語圏の小説を数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 星落秋風五丈原

    咆哮とは穏やかではない。いや、彼女は叫ぶことすらできない。何せ氷の下に閉じ込められているのだから。だから咆哮するのは彼女ではない。ならば誰だろう?さて、そこに行く前に叫べない彼女に注目して見よう。単なる殺しならばスルーされる。ところが金襴緞子のドレスを着て口の中には数字のバッジが。金襴緞子ですよ金襴緞子。日本ならば嫁に行く花嫁御寮が着る。外国だからさしずめプリンセス。おや、こうなると見立て殺人か。何かを伝えたいというなら、殺人はこれ一つではおさまるまい。発見者は酔っ払っていたクロイトナー上級巡査。

  • ナミのママ

    『弁護士アイゼンベルク』シリーズが苦手そうで手を出さなかったが、こちらのシリーズの方が読みやすいよと、勧められた。確かに好みの警察小説なのだが、今ひとつ乗り切れず読み終えるまで時間がかかってしまった。土地の移動や山岳が出てくるが全くわからない。さらに人名に非常に苦労した。多分、このあたりが苦にならない人はストーリーの面白さに集中できるのだろう。凍りついた湖から発見された少女の死体から始まる連続殺人。キャラクターは気になる。自分のパワーがあれば次作を読むかも。

  • momi

    ドイツミステリー!アイゼンベルクシリーズの著者のデビュー作品!アイゼンベルクシリーズはぐいぐいひきこまれていく作品だけど…これはデビュー作だからなのか…入りこんでいくのに時間がかかってしまった…。今回の事件は凍てつく湖の氷の下から少女の死体が発見されたことから始まる物語。生け贄!?最初と最後がそこにつながっていくのか…。若かりし頃の過ちが人の人生を狂わすのですね…犯人の心情が切なく…また哀れです!さてこの警察コンビは今後うまくいくのでしょうか…クロイトナー巡査には本当にハラハラさせられます。

  • 坂城 弥生

    氷漬けの遺体とか衝撃的な感じだったけど、動機は本当に痛かった。

  • しゃお

    〈ヴァルナー&クロイトナー〉シリーズ1作目。とはいえ事件の始まりを告げる外勤部門の制服警官クロイトナー上級巡査は狂言回し的な役割で、事件を指揮するヴァルナ―主席警部とは直接的な絡みは無く今後のシリーズ展開でどう描かれるのか興味深いですね。事件はシリアルキラーによる連続殺人として捜査が開始される中、捜査陣が翻弄されつつも浮かび上がる手掛かりを追い事件が解決されていく警察小説として丁寧に描かれています。事件そのものはやるせなく暗鬱としたものですが、ユーモラスな場面なども多く読みやすいですし今後が楽しみです。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items