アンドリュー・ノリス

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Books

ぼくにだけ見えるジェシカ

アンドリュー・ノリス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198647933
ISBN 10 : 4198647933
Format
Books
Release Date
February/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

学校に溶け込めない三人と、自分が死んだわけを思い出せない幽霊のジェシカ。せつなくて暖かい、ちょっと変わった友情の物語。

【著者紹介】
アンドリュー・ノリス著 : 1947年スコットランド生まれ。アイルランドの大学を卒業し、イングランドで十年間、歴史教師を務めた後、作家活動に専念。テレビのコメディや子ども向けドラマの脚本を数多く手がけるかたわら、児童文学を執筆。『秘密のマシン、アクイラ』(あすなろ書房)でウィットブレッド賞(現コスタ賞)児童書部門を受賞

橋本恵 : 翻訳家。東京大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ケロリーヌ@ベルばら同盟

    氷点下の寒さの中、校庭のベンチで一人昼休みを過ごすフランシスの前に不思議な女の子が現れた。お洒落で、朗らかで、頭の良いジェシカとフランシスは大の仲良しになるが、彼女の姿は、フランシスにしか見えなくて…。同級生たちと自分の間にある壁、好きで打ち込めるものがあるのは、素晴らしい事なのに、理解されない孤独。他人との関わりで心をすり減らすくらいなら、一人でいる事を選んだフランシスの世界が変わり始める。暗闇に差す一条の光が、優しく周囲に拡がってゆくような、温かい物語。

  • わむう

    児童書。裁縫が趣味のフランシスは学校でからかわれ、いじめにあっている。ある冬の日、ベンチに座っていたら夏服のジェシカが現れる。その子は自分にしか見えない幽霊だった。その日から楽しく一緒に過ごすことになる。そして転校生のアンディや母の知り合いの子のローランドにもジェシカの姿が見えることがわかる。3人の共通点とは?ジェシカの死因とは?外国文学を読んだことがない子にも読みやすい一冊。

  • 杏子

    季節外れの服で現れた少女が幽霊だった、と驚きの展開で始まった本書は思いがけず、いじめをテーマに描かれた良書だった。いじめにあい、心に傷を負って死を選んでしまうまでの気持ちになってしまうことを、穴に落ちると描かれていて、なるほどと思った。まさに穴に陥る感覚なのかも。傷ついている思春期の子どもたちに勧めたい。作者はライトコメディが得意な作風で、これほど重い内容を扱ったのは珍しいとのことだが。もしかしてジェシカのような少女に、作者の後ろから書いて!と囁かれたのかも?ファンタジー風な展開に少し助けられる気がした。

  • 如月小町

    他人と違うことは悪くないのに、それを否定されたりからかわれたりすると、心に深く傷を負ってしまう。柔らかい心の子供たちに、この本を読んでほしい。そんな子供を持つ親たちにも読んでほしいと思う。町の図書館で偶然手に取った本だけど、「いじめと自殺」という重いテーマを、子供の目線に立って物語にした良書だと思います。

  • harutamano

    幽霊とかジェンダーとか思春期とか。子どもたちは今を悩むけど、ある日気づくとこんなとこまで来てた。ってなったりする。読み終わって、児童書ってすごいなぁって改めて思いました。

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