アントワネット・ポーティス

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まって

アントワネット・ポーティス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784751528037
ISBN 10 : 4751528033
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

子どもの「まって!」に隠された、ささやかだけどステキなこと。母子の「読みあい」がオススメ。かけがえのない1冊になること間違いなし!の類まれなアメリカの傑作絵本。

【著者紹介】
アントワネット・ポーティス : カリフォルニア大学ロサンゼルス校で美術を学ぶ。ディズニー・コンシューマー・プロダクツでクリエイティブ・ディレクターとして活躍したのち、絵本作家として独立。作品に『はこ は はこ?』(ニューヨークタイムズ・ベストイラスト賞)、『きが き じゃない』(共に光村教育図書)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 新地学@児童書病発動中

    素晴らしい絵本。子供だけではなく、大人にも強く訴える内容を持っている。お母さんに連れられた男の子が、「まって」と言って、いろいろなものを発見する。散歩中の犬。アヒルにパンをあげているおじいさん。鉢植えの花。ちょうちょ。お母さんは急いでいるが、男の子は今ここにある美しさに気づいている。ここに描かれているように、今この時はかけがえのない瞬間だ。最後で魔法のようなことが起きて、お母さんも、今この時の美しさに気づく。心に残る美しい結末。

  • Kawai Hideki

    子供目線のとても素敵な絵本。電車の時間に遅れそうなお母さん。小さな坊やの手を引いて、道中を急ぐ。ところが、そのたびに「まって」がかかる。理由は、かわいい犬がいるから、工事のおじさんが手を振ってくれたから、アヒルにパンをあげるから、アイスクリームが欲しいからなど様々。お母さんはぐいぐい手を引っ張って急ぐばかり。そのイライラたるや、推して知るべし。そして、いよいよ電車に駆け込もうとした時、最後の「まって」に振り向くと…電車は逃したけれど、とても暖かい気持ちになれるのでした。

  • gtn

    急ぐと見えなくなるものが多々ある。例えば、車両通行可の商店街で車を走らせると、気の利いた店に気付かない。また、何のためという目的を踏まえず走り出すと、ゴールが見えなくなる時がある。だから、急ぐ必要はない。

  • hundredpink

    シンプルだけど味わい深い。

  • とよぽん

    学童保育で1、2年生に読み聞かせ。しょっちゅう言っている言葉だね。うなずく子が多い。この男の子は何歳ぐらいかな? おかあさんとどこへ行くんだろう。駅へ行く道すがら、いろいろなものに気を引かれて「まって」と男の子。最後、こんな一言で終わるとは、意外でした。

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