アントニー・ビーヴァー

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第二次世界大戦1939-45 下

アントニー・ビーヴァー

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560084373
ISBN 10 : 4560084378
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ベルリン陥落から硫黄島の戦い、沖縄戦、広島・長崎への原爆投下まで、大戦の全体像を明解かつ精彩に描いた、英国の泰斗による通史。口絵・地図多数収録。

目次 : イタリア―硬い下腹 一九四三年十月〜一九四四年三月/ ソ連の春季攻勢 一九四四年一月〜四月/ 太平洋、中国、ビルマ 一九四四年/ 期待の春 一九四四年五月〜六月/ バグラチオンとノルマンディー 一九四四年六月〜八月/ ベルリン、ワルシャワ、パリ 一九四四年七月〜十月/ 「一号作戦」とレイテ攻勢 一九四四年七月〜十月/ しぼむ終戦期待 一九四四年九月〜十二月/ アルデンヌとアテネ 一九四四年十一月〜一九四五年一月/ ヴィスワ川からオーデル川まで 一九四五年一月〜二月/ フィリピン、硫黄島、沖縄、東京大空襲 一九四四年十一月〜一九四五年六月/ ヤルタ、ドレスデン、ケーニヒスベルク 一九四四年二月〜四月/ エルベ河畔のアメリカ軍 一九四五年二月〜四月/ ベルリン作戦 一九四五年五月/ 死者たちの街 一九四五年五月〜八月/ 原爆投下と日本平定 一九四五年五月〜九月

【著者紹介】
アントニー・ビーヴァー : 1946年生まれ。ウィンチェスター・カレッジとサンドハースト陸軍学校で学び、軍事史家ジョン・キーガンの薫陶を受ける。第11騎兵連隊将校として軍務についたのち、戦史ノンフィクションの世界的ベストセラー作家として、活躍を続けている。バークベック・カレッジ、ケント大学客員教授。『スターリングラード運命の攻囲戦1942‐1943』(朝日新聞社)でサミュエル・ジョンソン賞、ウルフソン歴史賞、ホーソーンデン賞受賞、『ベルリン陥落1945』(白水社)でロングマン歴史賞受賞、『スペイン内戦1936‐1939』(みずす書房)でラ・バングアルディア・ノンフィクション賞受賞

平賀秀明 : 1956年生まれ。早稲田大学卒業。中国通信社、共同通信社勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • skunk_c

    1944年以降の大戦の終末期を描いている。ヒトラーとスターリンという独裁者に挟まれた地域の悲劇については当然のように多くが語られ、戦争というものが終結後にも大きな課題を残すことが示されている。ただ、各国首脳陣や将軍などのキャラクタをかなり偏って設定している印象。特にローズヴェルトやトルーマンといったアメリカの指導者に関しては、単純化しすぎている気がする。また、太平洋サイド、特に日本に関しては詳細さに欠け、特に原爆に関しては投下予定地の間違い(長崎ではなく当初は小倉)、被害の実相の記述が皆無など問題が多い。

  • Miyoshi Hirotaka

    英国視点の絶体絶命からの大逆転通史。極東から上がった火の手が飛び、独ソがポーランドへ侵攻。フランスは白旗を揚げ、連合軍はヨーロッパ大陸から駆逐された。頼みの綱のプリンス・オブ・ウェールズとレパルスは日本にあっさりと沈められ、ロンドンはドイツの爆撃機にボコられ、アメリカの本格的な戦力展開はまだ先という孤立無縁。ナチ党員、ソ連兵、日本兵の残虐行為の小ネタが脇を固める。引用の中には、朝日新聞が取消した吉田清治のものや中身と異なる違う解釈がされているなどすぐに嘘とわかるものがある。戦勝国史観はこうして作られる。

  • funuu

    半藤 一利氏推薦。チャーチルいわく「歴史を創るには歴史を書くのが一番の近道だ。」作者はイギリス人。ドイツ人がユダヤ人ロシア人ポーランド人等の非アーリア民族殺戮しまくる。ロシア人もベルリン進行で同じようふるまう。飢えによる人肉食。欧米24か国でベストセラー。一読を推薦。

  • BLACK無糖好き

    下巻は1943年10月から1945年9月終戦まで。個々の戦況推移と、戦後の影響力を巡っての連合国間の思惑も詳細に記録されている。しかしベルリン没落後のヨーロッパの状況を描いた辺りで著者も精根尽き果てたようで、息切れからかその後はあっさりした記述になった印象がある。広島・長崎への原爆投下に関しても被害者の声や廃墟となった街の様子等は全く記載が無い。それまでの細かい描写との落差を感じる。第二次世界大戦に対する捉え方も世界では千差万別かもしれないが、原爆の被害の様子は出来るだけ記録に残してほしかった。 

  • デューク

    「共同墓地に眠る幾百幾千万の魂をを十把一絡げに扱い、その持てる人間性を奪うやり方こそ、こうした悪事を働いた者たちの正に目指したところなのだ」。ノルマンディー、バグラチオン、レイテ、ベルリン、そしてヒロシマとナガサキ。全世界があまねく発狂した時代。暴力と、復讐と、死とが世界を覆い尽くす。上中下巻で1500ページに及ぶ大著でも、その全貌はおぼろげにしか見えない。最後の最後で、市井の人々にズームインしている筆致が興味深い。歴史を学ぶとは、その時代にどう生きるかを想像することだと思う。いちおし

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