アンデシュ・ルースルンド

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三分間の空隙 下 ハヤカワ・ミステリ文庫

アンデシュ・ルースルンド

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784151821608
ISBN 10 : 4151821600
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2020
Japan

Content Description

下院議長の誘拐事件によって“対麻薬最終戦争”の火蓋が切られ、激化するアメリカとPRCとの戦いの中で窮地に立たされた潜入捜査員。ホワイトハウス上層部は彼をゲリラの一員として作戦の殺害対象に定めているのだ。絶体絶命の状況で起死回生を図る捜査員がグレーンス警部の協力のもとに見出したのはわずか三分間の空隙。その驚くべき計画の全容とは―シリーズ史上最大のスケールで展開される最高傑作。

【著者紹介】
アンデシュ・ルースルンド : スウェーデンの作家。1961年生まれ。ジャーナリストとしての活動を経て、ベリエ・ヘルストレムとの共著である『制裁』で2004年に推理作家デビュー。北欧ミステリの最高峰である「ガラスの鍵」賞を受賞した。『三秒間の死角』(2009年)で英国推理作家協会(CWA)賞を受賞したほか、日本では『熊と踊れ』(2014年、ステファン・トゥンベリとの共著)で『このミステリーがすごい!』、「ミステリが読みたい!」などの年間ミステリランキング一位を獲得し、国際的に高い評価を得ている

ベリエ・ヘルストレム : スウェーデンの作家・評論家。1957年生まれ。かつて服役囚だった自身の経験から、犯罪防止団体を設立。取材に訪れたルースルンドと出会い、『制裁』を共著して推理作家としてデビューした。『制裁』から始まる“グレーンス警部”シリーズは世界累計500万部以上の大ベストセラーとなっている。2017年没

ヘレンハルメ美穂 : 国際基督教大学卒、パリ第三大学修士課程修了、スウェーデン語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ

    書いている間に、作者達がグレーンスに情がうつってしまい、救い出してあげたかったのではと読み終えて思う。コロンビアの闇、麻薬の生産と販売については、かなりの取材をしたのだろう。きちんとした土台があるから、ありえないような展開にのめり込む。ただ、アメリカの役割についての記述はあまりに杜撰ではないかな。アメリカの9.11後のやり方を相当皮肉っている。

  • のぶ

    下巻に入っても潜入捜査員のビート・ホフマンの活躍は留まらず、アメリカ政府やコロンビアの麻薬組織を舞台にしてとてもスケールの大きな作品に仕上がっていた。印象として、ドン・ウィンズロウの本を読んでいるような感じだった。下院議長の誘拐事件によって対麻薬最終戦争の火蓋が切られ、アメリカとPRCとの戦いの中で窮地に立たされたビート・ホフマン。孤立無援の状態が続く中でも派手な展開で、物語を引っ張って行く。スウェーデン国籍のミステリーでこれだけ本国が描かれていない本を読むのは初めてかもしれない。面白く楽しみました。

  • ずっきん

    米国の抹殺リストに載ってしまったDEAの潜入捜査官、エル・スエコ。ハンドラーとは連絡を絶たれ、拉致された下院議長の拷問の役目が降ってくる。前半で積み上げたものが、もつれ合い雪崩れ落ちる後半は『三秒』と同じ。クライマックスの緊張感は前作に敵わないものの、クラウズやカミロに語らせる、米国の正義と少年たちの悲惨な現実が、物語を分厚くする。米国産の冒険小説の薄目で読む部分をガッツリ突いてくる。どん詰まりピートと、飄々グレーンスの二軸展開は、まるで塩っぱいものと甘いものを交互に食べてるよう。これは、止まらない。

  • icchiy

    やっと読了です。 後半面白かったのですが、なかなか読み進めることができなくて長い時間がかかりました。 ピートホフマンの物語。特殊部隊の兵士より兵士らしく感じます。トムクランシーの小説に出てくるジョンケリーのよう。麻薬戦争を題材にコロンビア、アメリカ合衆国、そしてスウェーデンと舞台が広く、作品の幅が広かった感じです。麻薬戦争というとドンウィンズロー巨匠の作品を思い浮かべますが、本作もなかなかです。オススメ。

  • 本木英朗

    下院議長の誘拐事件によって、対麻薬・最終戦争の火蓋が切られ、激化するアメリカとRPCとの戦いの中で窮地に立たされた潜入捜査員。ホワイトハウス上層部は、彼をゲリラの一員として作戦の殺害対象に定めているのだ。絶体絶命の状況で起死回生を図る捜査員が、グレーンス警部の協力の下、見出したのはわずか三分間の空隙。その驚くべき計画の全容とは――という下巻である。いやはや、そう来たか。さすがグレーンス警部、そして二人の作者である。よかったねえ。またいつか読もうと思う。

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