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ゆれうごくヤマト(仮)

アンダソヴァ・マラル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791772377
ISBN 10 : 4791772377
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

気鋭が解き明かす、もうひとつの神話世界。

古事記、日本書紀、風土記をつぶさに読み込み、そこにあらわれる言葉や登場人物の描き方を徹底的に分析したとき、私たちのしらないまったく新しい日本神話の世界があらわれる。
少しずつそのかたちを変えながら成立した「ヤマト」の姿を、テクストから蘇らせる、注目の気鋭による挑発的な著作。

【著者紹介】
アンダソヴァ・マラル : 1982年、カザフスタン生まれ。2003年に名古屋大学日本語・日本文化研修コースを修了し、2004年にカザフ国際関係外国語大学を卒業。2013年に佛教大学大学院文学研究科にて博士課程を修了、博士(文学)学位を取得。2016年に国際日本文化研究センター外国人研究員として採択され、後に日本学術振興会外国人研究員として活躍。学習院大学非常勤講師、上智大学非常勤講師を経て現在はカザフ国際関係外国語大学講師、早稲田大学人間総合研究センター招聘研究員、国際日本文化研究センター海外研究員。古代神話における出雲とヤマトについて独自の視点から一貫して考究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しげ

    宿泊宿の蔵書です。カザフスタン出身の著者がここまで深くヤマトや古事記、日本書紀、風土記を研究されている事に驚いて手に取りました。宿泊している宿のご主人も奈良と卑弥呼について話されていましたが、九州から訪れた客人と熱く語りあったエピソードを聞き微笑ましかったです。著者の母国はソ連邦に属していた期間も長く、消されている民族、文化、国家観が有る事も知りました。日本に生まれて良かったと思う。

  • しんさん

    レベル高すぎてよく理解できず。知識を蓄えて再チャレンジしたい。こんなマニアックな出雲国風土記、記紀研究を書いたのがカザフスタン人著者ということに驚き、感動しました。

  • パパ

    日本書記、古事記、出雲国風土記について、その相互の関係を踏まえたテキストの特性について考察している。 すなわち、建国神話を中国から輸入した治天下の論理に基づく整理がされたものが日本書記。整理された中で削ぎ落とされたヤマトの荒ぶる性質を取り戻すために編まれたのが古事記。ヤマトに対する出雲、オホナムチの優位性を確立するために神話を再構成したものが出雲国風土記となる。古代史研究では逐語的、つまみ食い的な研究になりがちで、このような研究の進展が楽しみである。

  • inaryoXD11

    「ゆれうごく」があまり伝わらなくて不完全燃焼。でも、出雲国風土記についてかなり深く検証されていて、また古事記と日本書紀の違いについても、これまでと違う視点で面白かった。ヤマトタケルの言動と景行天皇の関係も初めて触れた内容でした。

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