アンジェラ・カーター

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英雄と悪党との狭間で 論創海外ミステリ

アンジェラ・カーター

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846024185
ISBN 10 : 4846024180
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

終末感漂う近未来、家族を失った少女は共同体の“外側に存在する世界”で新たな価値観を知るのだが‥‥。サマセット・モーム賞受賞作家による〈形而上小説〉を初邦訳!

【著者紹介】
アンジェラ・カーター : 本名はアンジェラ・オリーブ・ストーカー。1940年、イングランド南部のイーストボーン生まれ。ブリストル大学で英文学を学び、卒業後は新聞記者として働いた。1966年に“Shadow Dance”で作家デビュー。“Several Perceptions”(1968)でサマセット・モーム賞を、『夜ごとのサーカス』(84)でジェイムズ・テイト・ブラック記念賞を、それぞれ受賞した。1992年死去

井伊順彦 : 早稲田大学院博士前期課程(英文学専攻)修了。英文学者。英国ジョウゼフ・コンラッド協会、英米バーバラ・ピム協会、トマス・ハーディ協会各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • スターライト

    核戦争後と思われる未来の地球が舞台。孤児となった主人公のマリアンが、あるきっかけで共同体から”外側の世界”へ出てゆく。”外側の世界”には蛮族などが跋扈しており無法地帯と聞かされていたが、強姦同然の目に遭いながらも蛮族と”結婚”したマリアンはそこにもある程度の秩序を持った世界であることを知る。夫となったジュエル、その養母グリーン夫人、共同体で教授だったドナリーらと暮らすうち、過酷な運命に翻弄されながらもマリアンはたくましく暮らし、自己を確立しようともがく。執筆された60年代の情勢を反映したカーターの野心作。

  • やすのりん

    邦題がださいと家族で話題になった

  • YuYa

    表紙が素晴らしかったので図書館にて。結論、よく分からなかった。。しかも全然面白くもない。 これはSFなのか? 50年以上前の話ということもあるだろうが、サイバーパンク系の話を期待したらガッカリします。 ただ最後、訳者の解説に書いてあった他ディストピア系の作品紹介は読んでみようかと思った。

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