アンジェラ・アッカーマン

人物・団体ページへ

感情類語辞典

アンジェラ・アッカーマン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784845919222
ISBN 10 : 4845919222
フォーマット
発行年月
2020年04月
日本
追加情報
:
324p;22

内容詳細

シリーズ累計15万部突破!

小説、脚本、マンガ、演技、二次創作、TRPG…
すべての創作者必携のバイブルが、大幅増量して再登場!!

「彼は喜びを感じた」と書いても、読者は感情移入してくれない。それなら、どう書けばいいのか。ヒントはこの辞典の中に、さまざまに示されている。
――飯間浩明
(国語辞典編纂者、『三省堂国語辞典』編集委員)



2015年の発売から、SNSを中心に何度も話題になり版を重ねた 『感情類語辞典』。
「感情」にまつわる表現の幅をぐんと広げてくれる本書は、様々な創作活動を助ける貴重なツールとして重宝されています。

愛、憎しみ、孤独、懐かしさ……。物語を生き生きと描くためには、その渦中に置かれた登場人物・キャラクターの心理を、生き生きと「描写する」ことが不可欠です。
でも、頭で考えるだけでは、どうしてもいきづまりがちです。気づくといつも同じリアクションをさせてしまったり、ドラマ性のない説明文になってしまったり、大げさに書きすぎてリアルでなくなってしまったり、会話に頼りすぎてストーリーがおざなりになってしまったり……。こうした失敗に陥らずに、そのキャラクターらしい、自然でオリジナルな表現を生み出すには、どうすればいいのでしょうか?

本書は、人間の喜怒哀楽を項目化し、それぞれの感情に由来する行動や反応を集めた、創作者のための新しい「類語辞典」です。
本書が手元にあれば、お決まりの表現に頼らずに、登場人物をより人間らしくリアルに描き、物語を引っ張っていく魅力的なキャラクターを生み出すことが可能になります。

ある感情における、目に見える「外的なシグナル」、体の内側に起こる「内的な感覚」、心理状態を表わす「精神的な反応」、そしてその感情が強烈だったり、長期にわたる場合のサインや、本人が周囲に隠したり、自覚がない場合のサインなど……
ひとつの感情につき、60〜90個前後の「類語」が収録されています。

増補改訂版ではより細かい感情を表現するために、項目数が75から130と大幅に増量。「読むだけで心に突き刺さる」と評判だった、悩める創作者を導く「まえがき」の部分も加筆されています。

さらに、各感情に結びついた行動を描写しやすくするため、その感情を強く想起させる動詞のリストを新たに追加。また、キャラクターの感情が今後どう移り変わっていくのかをわかりやすくするため、各感情が発展あるいは後退すると、どの感情に至るのかが参照できるようになりました。

小説家だけでなく、脚本家、シナリオライター、漫画家、さらには演出家や俳優など……物語の執筆だけでなく、キャラクター作りや役作りといった<人間を表現する仕事>のよき相棒として、あらゆる創作者を助けてくれる「類語辞典」です。


【著者紹介】
アンジェラ アッカーマン : 主にミドルグレード・ヤングアダルトの読者を対象に、若い世代の抱える闇をテーマとした小説を書いている。SCBWI(児童書籍作家・イラストレーター協会)会員である。カナダのアルバータ州カルガリーに暮らす

ベッカ・パグリッシ : ヤングアダルト向けのファンタジー小説、歴史フィクションの作家であり、雑誌ライター。SCBWI会員である。フロリダ州南部に暮らす

滝本杏奈 : 津田塾大学英文学科を卒業後、creativehybridに所属、広告・映像ジャンルを中心に幅広く翻訳を手がけている

新田享子 : 三重県生まれ、サンフランシスコを経て、現在はトロント在住。テクノロジー系を中心に幅広い分野のノンフィクションの翻訳を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • えびちり さん

    読んでいて色々と語彙のバリエが広がるのは面白いんだけど、結局は違う文化圏なんだよなあと思わずにはいられない仕草が多くて、まあ記憶の端に停めておこうかという感じ。改定前を持っているからか、色々と水増し詐欺にあった気がしなくもない…いやわかってて買ったけどさ。

  • イシカワ さん

    小説を書く中で単調な文章、幼稚な説明などを防止するための一つの手段として役に立つ。 一つの感情、例えば「怒り」に対し、 「外的な反応(荒い息、歯をむき出す)」 「内的な反応(脈が速くなる、心臓がドキドキする)」 など、具体的な表現を別々の視点ごとに掲載している。 違う感情でも表現が被っているものが多いので、ページ数の割に内容は薄いのかもしれませんが、創作をする人なら持っておいて損はないと思います。

  • ごみくず さん

    通読2★5.主に文章や漫画など、物語中に感情表現を、熟語ではなく仕草や行動、そして会話中の言葉によって表現する必要がある人向けの、「感情に対しての考え方とその比喩と表現法」を様々な視点ごとに集約した事例集。人の感情は過去の経験から大きな影響を受けており、その経験により彼らはどういう心の傷を負い、どういう感情を抱いているのか?という作話創作の人物描写に必要な「背景情報」を構築する上でも役立つ。人間の喜怒哀楽にフォーカスし一つの感情に対応した熟語や類語を集約した辞典のようなものを想像し購入したが違った。

  • 伊里子 さん

    冒頭部分に所々載っている例文は海外の文化圏のものだが、辞書としての部分は内外問わず使えると思った。 しかし、なんてことのないようにさらっと例文が書かれているが、実際に自分でやってみるととても難しい……

  • ソノダケン さん

    分厚くなり使いづらくなった。たとえば「無力感」と「敗北」の違いが解らない。解らないので両方見るが、どちらも虚ろな目をして、床を見下ろして、腕をだらりとしている。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品