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ハーフムーン街の殺人 小学館文庫

アレックス リーヴ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094066104
ISBN 10 : 4094066101
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

十九世紀末のロンドン。テムズ河畔で相次いで死体が発見された。ウェストミンスター病院で解剖医の助手を務めるレオ・スタンホープは、二人目の死体を見て驚く。娼婦のマリアだった。マリアは、牧師の娘として生まれながら男として生きるレオのよき理解者だった。嫉妬によるマリア殺しの容疑でレオは警察に留置されるが、翌日何かの事情で突如釈放される。その後マリアの葬儀で出会った産婆のモローから、マリアが軍人とつき合っていたと知らされたレオは真犯人捜しを始めるのだが―。英国推理作家協会(CWA)ヒストリカル・ダガー賞最終候補作!

【著者紹介】
アレックス リーヴ : イングランド・バッキンガムシャー在住。大学講師。2018年、『ハーフムーン街の殺人』でデビュー。19年、英国推理作家協会(CWA)ヒストリカル・ダガー賞の最終候補作に選出される

満園真木 : 東京都生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • papako

    気になっていた海外作品。19世紀末のロンドンのトランスジェンダーのレオ。恋していた娼婦のマリアが死んでしまった。死の真相を探るうちに、娼館のオーナーの悪事を知る。誰も彼も怪しく感じる。マリアの色んな顔を知り、妊娠も知り、それでも愛していたと思えるレオの気持ちが切ない。もう1人の死体であるジャックの奥さんのロージーが素敵でした。それが伏線か!ロージーがレオに言った『まったく男って…』のシーンが好き。2人の友情が続くといいな。長いけど、楽しめました。momiさん、ありがとう!

  • あさうみ

    おすすめ!ほぼ徹夜本だった!デビュー作にしてはなかなか高水準では!?舞台は19世紀、女の体で心は男…性同一性障害に理解なんてもちろんない世の中、下手をすれば精神病院で廃人扱い。その辛酸がまた心を突き刺すんだな…。ミステリーもなかなか重厚。彼女とは良き相棒になりそうだが…!ああ…レオの生涯を見守りたい。続編が出て欲しいな〜!

  • momi

    19世期末のロンドンが舞台!派手な作品ではないけれど…今後目が離せない作品になりました!15歳の時に家をでて男として生きてきた「レオ」彼の秘密…自分の性別に違和感をかかえるトランスジェンダーの苦悩が痛いほど伝わってきます!そんなレオを受け入れた「マリア」ある日突然…マリアを失ったレオがマリア殺しの容疑をかけられてしまい、自ら真犯人を探し始めるのです!著者デビュー作!訳も読みやすく作品に入り込みやすかった!シリーズが続くことが決定されてるとのこと個性的な主人公レオのその後を早く知りたいです♬

  • ほちょこ

    舞台は19世紀末のロンドン。もうそれだけであまり華やかでない、陰鬱とした雰囲気を感じさせるのだが、ストーリーもまた、娼館を取り巻く殺人事件ときたもんだから、ますますもって暗雲立ち込める。性別を隠して生きる主人公のまた後苦しい思いや行動も、この時代ならではのもの。すべてにおいて自由ではないところが、事件の解決を遅らせる。まどろっこしさがあるが、シリーズなら次作はもう少し化けるだろうな。翻訳を待つ!

  • しましまこ

    十九世紀末のロンドン、牧師の娘として生まれながら男として生きるレオが主人公。冒険活劇的なものを期待してたら全然違ったよ、レオ幸せになってほしいんだが。

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