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オアシスの階級闘争 《Definitely Maybe》で読み解く、音楽とポピュリズム

アレックス・ニヴン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784866472416
ISBN 10 : 4866472413
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

オアシス論の名著、ついに刊行!
なぜオアシスだけが圧倒的な支持を得ることができたのか?
夢も希望も失われた格差社会の中で、多くの人々に届いた楽曲(アンセム)の、音楽的背景、社会的背景、文化的背景を分析した本格評論。


ポップ・ミュージックはなぜ、あの時代に希望の団結を生んだのか。

衝撃的なデビュー・アルバム《Definitely Maybe》は、チャック・ベリーからマイ・ブラッディ・ヴァレンタインに至るまで、1950年代以降のギター・ミュージックの歴史のほぼすべてを要約してみせた。
この驚異的なアルバムはまた、過去四半世紀のどの音楽作品よりも、人びとの集合的な希望と夢を語ることに近づいた社会的ドキュメントでもあった。

「トレインスポッティング」前夜の90年代のイギリス社会に登場し、再結成とともに再び社会現象となったオアシスを、気鋭の論客が再考する。


《著者情報》
アレックス・ニヴン
1984年生まれ。文芸批評家、詩人、大学講師。 左派思想の更新を実践する気鋭の論客として知られる。英マンチェスターのロックバンド「エヴリシング・エヴリシング」の創設メンバーでもある。『ガーディアン』『ニューヨーク・タイムズ』『トリビューン』『ニュー・ステーツマン』『ピッチフォーク』などに寄稿。2025年3月より『Tribune』 の編集長に就任。

【著者紹介】
アレックス・ニヴン : 1984年生まれ。文芸批評家、詩人、大学講師。左派思想の更新を実践する気鋭の論客として知られる。マンチェスターのロックバンド「エヴリシング・エヴリシング」の創設メンバーでもある。『ガーディアン』『ニューヨーク・タイムズ』『トリビューン』『ニュー・ステーツマン』『ピッチフォーク』などに寄稿。2025年3月より『Tribune』の編集長に就任

中村明美 : ニューヨーク在住の映画/音楽ライター、翻訳家。『CUT』編集部所属後、99年に渡米。『rockin’on』などに執筆。「中村明美のニューヨーク通信」にはファンも多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1959のコールマン

    ☆5。この本と同時に1stを聴き込んだら、暗く、ねじれてる面が隠れていることに気づいてびっくりした。「彼らの詞はポジティブでくよくよしないとか等身大の自分を肯定してくれる、背中を押してくれる」←みの氏のライヴ評より まあそれが主と言えなくはないけどそんなに単純ではない。この本は通奏低音として、サッチャー以降の労働者階級の状況を記述している。「1980年代イギリスで、家族全員が給付金を受け取るために、列に並んでいるという悲惨な光景こそ、オアシスを聴くときに、常に忘れてはいけないものだ」p12本書より

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