アルベール・コーエン

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ソラル

アルベール・コーエン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336057556
ISBN 10 : 4336057559
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

16歳のときギリシア・ケファリニア島のユダヤ人社会を飛び出した美貌の少年ソラル。たぐいまれなる美しさと野心を合わせ持つ少年は、「運命の女性」オード・ドゥ・モサヌと結ばれ、25歳の若さでフランスの労働大臣まで登り詰める。しかし自ら捨てたはずの出自と、西欧社会の間で苦悩し絶望に陥った彼は、やがて破滅への道を歩み始める―。圧倒的に饒舌な語りと狂奔する熱情がからみあう傑作長編。アカデミー・フランセーズ小説大賞を受賞した名作『選ばれた女』へとつながる物語。

【著者紹介】
アルベール・コーエン : 1895年、現在はギリシア領であるコルフ島に生まれる。ジュネーヴ大学法学部で学ぶ。1919年、スイス国籍取得(それまではオスマン=トルコ国籍)。詩人アンドレ・スピール、ハイム・ヴァイツマンとの出会いがシオニスト・コーエンを産む。1924年、ヴァイツマンの要請に応え、パリで、アインシュタイン、フロイト等が編集委員に連なる雑誌「ラ・ルヴュー・ジュイヴ」の編集に携わり、1925年1月第1号を発行、シオニズムの大義の鼓吹者となる

紋田廣子 : 1939年、静岡県生まれ。法政大学文学部日本文学科卒業。SBS静岡放送勤務後、パリ留学。2000年7月まで画廊に勤務し、展覧会実施、翻訳、通訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • rinakko

    素晴らしい読み応え。しだく奔流のような饒舌の魅力に、呑まれ引き込まれる。若さと美貌に耀く主人公ソラルの、野心と恋、その果ての破滅と再生…を描く物語。美しい誘惑者の力に驕っていたソラルが、やがて西欧化の壁にぶつかり、愛と信仰とに引き裂かれていく展開は、神話の如き様相を見せる。コマンドリーの場面はいささかグロテスクに過ぎ、裏切りの告発も厳しい…と思ったので、結末にはのけ反った。(益荒男5人組はここでも愉快だが、フランスでのソラルの立場からしたら、ちょっと恥ずかしい親戚達…なのは無理もない。情と反発も。可哀想に

  • nranjen

    二度目。初読の時見えなかったテーマにぶちあたる。ユダヤのアイデンティティーだけではなく、末部にはキリスト的モチーフが散りばめられている。それはメシアを喚起するためなのか?ユダヤのテーマも非常に面白い。それでは二人の女性はどういう役割?二番目が西洋だとしたら一番目は?

  • nranjen

    読書メーターを利用していてよかったと思うことは、読んだ本がすでに読んだ本で、何度読んでいたか教えてくれることだ。とおしで読んだのは3度目だったとは!これだけの量を翻訳するのはすごいと思うけれど自分だったら、と原文とつきあわせて思う箇所があまりにもある。

  • nranjen

    美化されたユダヤ人像!?と思いきや、壮絶だ。

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