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ISBN 10 : 480461334X
Content Description
ドイツ人による昭和初期の四国遍路の記録。文献による研究とともに、自ら木賃宿にも泊まって遍路を体験し、今は失われた遍路の風俗、接待の様子、四国各県の県民性の違い等々を書き残した、国内外で初の四国遍路研究書。原本の貴重な写真、江戸期の案内書など図版多数。
目次 : 序章 四国遍路―日本の民族宗教/ 第1章 遍路の歴史(遍路の起源/ 遍路という名称、古文書と諸文献、道中記)/ 第2章 札所寺院(四国における札所寺院の数とその分布、修行の位階/ 伽藍、宗派別の札所寺院、本尊)/ 第3章 遍路(遍路の動機/ 遍路の装束、持ち物)/ 第4章 遍路の行程(旅立ちと出発/ 「遍路の規則」/ 祈祷/ 納経/ 接待と修行/ 徒歩巡拝と交通手段/ 木賃宿/ 精進/ 女人遍路/ 御詠歌/ 奉納絵馬/ 祝福、薬、厄除け)/ 終章 他力宗教としての真言宗/ 補遺(四国遍路地図/ 遍路用語の表現と慣用句のリスト/ 二つの通行手形/ 参考・関係書誌の案内)/ 補足(写真・図版)
【著者紹介】
佐藤久光 : 1948年、秋田県に生まれる。大谷大学大学院哲学科博士課程単位取得満期退学。種智院大学専任講師、助教授、教授。現在、京都外国語大学非常勤講師
米田俊秀 : 1946年生まれ。大谷大学大学院後期博士課程(哲学専攻)満期退学。現在、佛教大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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