アルフレッド・エドワード・ウッドリ・メー

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薔薇荘にて

アルフレッド・エドワード・ウッドリ・メー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336036711
ISBN 10 : 4336036713
Format
Books
Publisher
Release Date
May/1995
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • タカラ〜ム

    1994年から刊行が始まり、全4期48巻が刊行された国書刊行会『世界探偵小説全集』の第1巻(配本は第1期第6回)となる作品。購入したのは刊行時の1995年だから25年も積ん読にしていたことになる。南フランスの避暑地で起きた殺人事件をパリ警視庁の名探偵アノーが鋭い観察眼と推理力で捜査し真相を導き出すという王道の探偵小説。アノーの引き立て役にして読者代表となる登場人物にリカードを配し、ホーム&ワトソンのコンビ芸も踏襲している。110年前の作品なので古くはあるが、それゆえに安心して読める作品でもあると思う。

  • みっぴー

    素晴らしい〜読んでよかった!派手さはないものの、着実に犯人へ近づいていく、このじわじわ感!(今後じわじわ系と名付けよう)犯人当てより女の戦いの方が見物(笑)金持ちの未亡人が殺され、最重要容疑者が失踪。その舞台裏がまさかこんなことだったなんて…作り込まれたストーリーや人物像、これを名作と言わずに何を名作と言うのか。「女の足跡」と「私には分からない」の真実には、つらくて読む手が止まりました。彼女には幸せになってほしい!

  • bapaksejahtera

    推理小説創世期の隠れた名作全集。本作は1909年から雑誌発表された作品。有閑徒食階級がしたり顔で謎を解く仕掛けは嫌いだが、本作はフランスパリ警察の探偵が休暇で訪れた先で捜査に参入という事から読んでみた。スイスに近いフランスの町で金満の老女が殺され、そこに寄食する若い美女が失踪するという事件。ホームズ物を意識してか、主人公探偵はワトソンを気取る人物を相手に(当然に読者をも)秘密の推理を働かして驚くべき真相を突き止めるに至る。終盤に至って自白からなる長い叙述的な真相説明があり成程とも思ったが佳作とは思えない。

  • Susumu Kobayashi

    「こんな名作を読んでいなかった!」シリーズ。温泉保養地エクス・レ・バンの裕福なドヴレー夫人の住む薔薇荘で、当の夫人が絞殺され、メイドのヴォキエがクロロホルムを嗅がされて後ろ手に縛られているのが発見される。夫人の宝石が紛失し、同居人だった若い女性シーリア・ハーランドは忽然と姿を消していた。シーリアに思いを寄せていたらしい青年発明家ウェザミルは容疑濃厚の彼女を救うために、エクスに滞在していたアノーに協力を依頼する。後半1/3が事件の叙述に当てられていたので驚いた。解説はメイスンをもっと追究したい読者に有益。

  • のざきち

    後半の事件の再現ドラマは、当時の手法なのか意図的なのかは分かりませんが、犯人の個性が垣間見える点においては、倒叙的効果があって面白かったです。古い作品の割には思いの外サクサクと読めたので、やはり「矢の家」は読んでみようかという気になりました。

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