ねずみのラットのやっかいなしっぽ グレー・ラビットのおはなし

アリソン・アトリ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784887500495
ISBN 10 : 4887500491
フォーマット
出版社
発行年月
2003年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,51p

内容詳細

ねずみのラットはグレー・ラビットの家で盗み食いをして、しっぽを結ばれてしまった。それ以来、しのびこみも盗みも狩りも、しっぽが邪魔で失敗ばかり。なんとかほどいてもらうとふくろう博士の家を訪ねるが…。

【著者紹介】
アリスン・アトリー : 1884〜1976。イギリスの田園地帯で生まれ、子ども時代を豊かな自然のなかで過ごす。大学で物理学を学び、女子校で理科を教える。1929年に、グレー・ラビットのおはなしの最初の作品を発表し、以後、このシリーズは30冊を数える

マーガレット・テンペスト : 1892〜1982。イギリスに生まれる。子ども達のための絵本教室をひらきながら、絵本・こどもの本の仕事を続ける。アトリーの作品に絵を描いたものが多い

神宮輝夫 : 1932〜。長年、児童文学の評論、英米児童文学の研究と翻訳にたずさわる。青山学院大学、白百合女子大学で教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ひな さん

    先月のぶっくくらぶより長女用その3。「グレーラビットとヘアとスキレル スキーにいく」とセットになっていたもの。前回悪さをしてリスのスキレルにしっぽを結ばれてしまったラット。何とかほどこうとふくろう博士に相談に行くけれど...。ふくろうの言葉をきっかけにラットが更生?していく様子が描かれる。悪さをしなければ結び目がだんだんほどけていく、というくだりは何となく日本の昔話にもありそうだなあと思いつつ、ラットが自分の才能を良い方向に生かしていけそうで良かった。

  • kiki さん

    《娘の本棚》前作の事件で犯人だったラットが主人公。単なる悪漢なのかと思いきや、この人は気づきが与えられなかった人生なのかもと思った。奥さんと生まれたばかりの赤ん坊がいるのに短絡的な思考で他人の物を盗んでの暮らしは単純に考えても大変そう。なのにラットはどうしてもそういう思考回路になる。梟に助言され、行動を変え結果を出して自分のものにしていく過程で、自分の今までの思考や行動が色あせて見えたのかもしれない。愚かが過ぎて哀れで仕方なかった彼。今後は自分の強みである手先の器用さで、自分と周囲を幸せにしてほしいな。

  • こまち さん

    きちんと教訓(?)みたいなのがありつつ、すぐにいい方向へ進み始め、ラストで誰も疑うことなくめでたしめでたしになるのをすんなり受け入れられるのは絵本ならでは。 文章が多めなので大人でもストーリーを楽しめる絵本だと思う。

  • のん@絵本童話専門 さん

    先にスケートの話を読んだ方がいいです。この小さな絵本シリーズの方が続編なので、岩波のグレイ・ラビットのおはなしを読んだ方がより世界観がわかります。スキレルにしっぽを結ばれてしまったラットのその後のみじめな生活。なんとかもがいてもがいて、一筋の光を助言で得たラット。極度に飢えた中で、その助言通り行動してみることは、なかなか人間ではできないこと。悪が蔓延っている人間社会とは違い、悪い心の持ち主はのさばれない。温かで純粋な世界がここにはあります。

  • uyo さん

    スキレルのむすびかたを知りたい!

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